イタリアで、福島は。

著者:安西 洋之

東北は、福島は、海外でどう受け取られているのか?

N00415

解説・早野龍五(東京大学大学院理学系研究科教授) 「ただの事実」がそれなりに伝わるだけで、たいしたことなんだよなぁ。  ――糸井重里氏(ほぼ日刊イトイ新聞)推薦! たしかなデータを提示しながらも、 いまだ風評被害に泣かされる「福島の食」。 とくに海外での偏見は根強いといいます。 そんななか、イタリアのミラノで、 福島を軸に「食の安全」について考える 「Fukushima Food Safety Conference」 というイベントが開催されました。 それは一過性のキャンペーンで終わったのか、 イタリアの人々の認識を少しでも新たにしたのか。 ミラノと東京を拠点にする ビジネスプランナー、安西洋之さんが、 「イタリアでの福島」について、 ありのまま、伝えてくださいます。―――ほぼ日編集部(まえがきより) 2015年、美食の国イタリアで「食」をテーマに開催されたミラノ万博。 食の安全は、大きなテーマのひとつに位置づけられていました。 科学的に安全であるという根拠が明確な食品であっても、 東北や日本の食品に対して輸入に制約を設けている国が今なおあります。 チェルノブイリなど身近な放射能問題に直面してきた ヨーロッパの国に暮らす人々の本音はどのようなものなのでしょうか。 正しい情報をいかに、「外国」で伝えていくか。 本書で報告されている日伊合同シンポジウムは、食の問題に限らない より大きな問題意識を投げかけるものでもあります。     (編集部) ※本書は、2015年11月25日~12月8日にかけて、ほぼ日刊イトイ新聞に連載した記事を刊行したものです。 早野龍五氏による解説は本書のために書下ろしました。

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基本情報

発行日:2016/01/22
発行社:クロスメディア・パブリッシング
ページ数:72(印刷版)
ISBN:9784802050609


目次

はじめに ・・・ほぼ日編集部

1 ミラノ万博開催中に福島の今を伝える
2 検索エンジンの言う
3 福島には別な現実があったんだね
4 原子力を勉強している学生はどう聞いたか
5 知日派が過ごしたこの4年半
6 日欧200人以上の高校生の論文が英国専門誌に掲載される
7 イタリアが欧州の鍵となるのでは
8 青空市場と大手スーパーに共通するもの
9 信頼する、される
10 自分にとってのFUKUSHIMAを考える

解説 ・・・早野龍五


著者紹介

安西洋之(あんざい・ひろゆき)

モバイルクルーズ株式会社代表取締役
上智大学文学部仏文科卒業後、いすゞ自動車入社。欧州自動車メーカーへのエンジンなどのOEM供給ビジネスを担当後、独立。1990年よりミラノと東京を拠点としたビジネスプランナーとして欧州とアジアの企業間提携の提案、商品企画や販売戦略等に多数参画している。国際交渉のシナリオ立案とデザイン企画を得意としている。また、海外市場攻略に役立つ異文化理解アプローチ「ローカリゼーションマップ」を考案し、執筆、講演、ワークショップ等の活動を行っている。
著書に『世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『ヨーロッパの目 日本の目 文化のリアリティを読み解く』(日本評論社) 。共著に『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか? 世界で売れる商品の異文化対応力』(日経BP社)。

「ローカリゼーションマップ」WEBサイト http://www.localizationmap.com/
Twitter: @anzaih