これからインターネットに起こる『不可避な12の出来事』 今後の社会・ビジネスを破壊的に変える「新たなるデジタル テクノロジー」をビジュアルで読み解く

著者:ケヴィン・ケリー

訳者:服部 桂

社会を破壊的に変える「デジタルの進化」。その潮流がビジュアルでわかる!

N00520

ケヴィン・ケリーがインターネット社会の中で次に起こるデジタルの新たなる動きを『THE INEVITABLE』(邦訳『<インターネット>の次に来るもの』NHK出版刊)として出版、世界中で脚光を浴びています。今後30年で社会を破壊的に変化させるINEVITABLE(不可避)なデジタル技術の潮流とは何か。これをケヴィン・ケリーの講演をもとに、日本版の訳者でもあり自身も時代の先を読むVisionaryとして活躍する服部 桂がわかりやすく、かつケヴィン・ケリーがつくったビジュアルを入れながらダイジェスト版に再構成したのが本書です。
「諸行無常」というと少しオーバーですが、存在するものは絶えず変化します。変化しないと思っている石や金属でさえ時間とともに変化していきます。もちろん形のないものも同じです。経験があると思いますが、PCのアプリもバージョンUPによって変化し、それをしばらく怠っていると使い勝手が悪くなり、しまいには使えなくなってしまいます。
また、「変化」のインパクトという意味では、インターネットが存在しなかった頃とインターネットが普及した現在を比較すると、どんなに大きな変化があったかご理解いただけると思います。それこそ、いつの間にかこれまでのモノを生産する時代の論理と違う力学がさまざまなところで働くようになりました。そういった世の中にインパクトを与える潮流と本質をわかりやすく本書では解説しています。
前作『テクニウム』(弊社でも「『テクニウム』を超えて」として刊行)では、物質として存在しない「テクノロジー」の進化の本質に迫りました。今回は、ケヴィン・ケリーが自身の体験を踏まえ具体的にインターネットが世に普及した後に起こる『不可避な12の出来事』として、変化を起こす「進化の潮流」を列挙してくれました。
こうした「進化」は大きな変化を伴い、さらに想像もできない規模で「必然として」これから何十年か続きます。今後、時代がどう動いていくのか、ケヴィンは本書を通して私たちに示唆してくれます。そして、誰もがそのスタート地点に立っている、と説いているのです。

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基本情報

発行日:2016/11/25
発行社:インプレスR&D
ページ数:128(印刷版)
ISBN:9784844397410


目次

これからインターネットに起こる『不可避な12の出来事』
The Inevitable 不可避なこと
1.BECOMING なっていく
2.COGNIFYING 認知していく
3.INTERACTING 相互作用していく
4.ACCESSING アクセスしていく
5. SHARING シェアしていく
6.SCREENING スクリーンで表現していく
7.FLOWING 流れていく
8.TRACKING 追跡していく
9.REMIXING リミックスしていく
10.FILTERING フィルターしていく
11.QUESTIONING 疑問を生んでいく
12.BEGINNING 始まっていく
『<インターネット>の次に来るもの』から何を学ぶか 


著者紹介

著述家、編集者。「ホール・アース・ソフトウェア・カタログ」(1984~85)編集者。雑誌「ホール・アース・レビュー」の発行編集を歴任。1993年には雑誌「Wired」を共同で設立。以後、1999年まで編集長。現在は、毎月50万人がアクセスするサイト「Cool Tools」を運営する。ハッカーズ・カンファレンスの共同創設者。著書は『「複雑系」を超えて』(アスキー)『ニューエコノミー勝者の条件』(ダイヤモンド社)『テクニウム』(みすず書房)『〈インターネット〉の次に来るもの』(NHK出版)など多数。