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CASE STUDY
パブファンセルフ出版体験談

トップ > パブファンセルフ出版体験談 > 商業出版より好都合? 紙と電子を併用してアマゾンで個人出版

CASE STUDY 実用書

まず電子書籍で出版、
それを数冊分まとめてネクパブで紙の本に。
共通の利点は、
内容をアップデートしやすいこと。

紙と電子を併用してコンスタントに個人出版。
ネクパブPODアワードでは3年連続入賞を果たした山本義徳さん。

著者 山本 義徳さん

著者 山本 義徳さん

※記事中では、インタビュー当時のサービス名(ネクパブ・オーサーズプレス)で表記しております。

本を出版したきっかけ

もともとは自分のためのデータベース作り。
これはもう出版していいんじゃないか?

大学生の時にスポーツクラブでインストラクターのアルバイトをしていたのですが、お客様にトレーニングを教えることで、その人たちの体がどんどん変わっていくんですね。それが楽しくて。

現役のボディビルダーだった1990年代から、ネットのボディビル掲示板でアドバイスを書いたりもしていました。そのうちサプリメントの会社やトレーニングジムなどから声がかかるようになりまして、体作りやダイエット、健康などに関するコラムの仕事が増えていったんです。

コラムに書いたネタがどんどん溜まってくると、このビタミンはこういうものに効く、このプロテインはこういう効用、といったデータがパソコンの中にずらっと並んでいる状態になってきました。そこで、いろんなコラムで書いたことをキーワード別につなげていき、データベースを作ろうと思ったんです。

勉強家だったというよりは、そもそもは自分の体のため。できるだけ効率よく体を変えていきたいという考え方でした。

そうしてビタミンやプロテインのデータベースを作っているうちに、これはもう本として出していいんじゃないかと思うようになりました。健康のためのビタミンの本というのは存在していたのですが、体作りやダイエットのためにどのようなビタミンが必要か、というような視点での本は見当たらなかったので、自分がまとめて出版しようと考えました。

ジムのトレーナーもやっていますが、それだとどうしても一対一で完結してしまいます。でもネットに書き込んだりや本にすることで、自分の持っている情報や知識を一気に広めていろいろな人たちの体を変えていくことができると思ったんです。情報の拡散力が一対一のときとはぜんぜん違うので。

NextPublishing Authors Pressを選んだ理由

内容をアップデートできるPOD出版は、
商業出版よりも都合が良かった

まず最初に考えたのが電子書籍で、Amazon Kindleで出版しました。電子書籍を何冊か出しているうちに、紙で読みたいという声がとても増えてきまして、じゃあ紙で出すためにはどうしたらよいのかと。色々と検討したところPOD(プリント・オン・デマンド)出版という方法を知り、ネクパブで本を出し始めたという経緯です。

最初は他のPOD出版サービスから出版予定で進めていたんですが、念のため他にも探してみたらネクパブを見つけたんです。他社と比べて、PDF原稿をアップロードするだけでラクだったのが決め手だったと思います。

その後も、まずはKindleで出版して、それを数冊分まとめつつ加筆修正したものをネクパブでPOD出版するというペースで作っています。Kindle版を出して一年も経つと、誤字脱字の修正などのアップデートが一段落しますので、ちょうどそういうタイミングですね。新規で書き下ろしているわけではないので、紙の本(POD出版)にはあまり手がかかっていません。

著名なアスリートのインストラクターを手掛けていたこともあって、商業出版に売り込むということもできたのでしょうが、それまでの経験上、自分で思うようなものは出版できないだろうと思いました。テーマを指定されたり、内容をカットされたりなど、自由度が制限されるだろうなと。

一般的な商業出版ではなく個人出版を選ぶことに対して、抵抗のようなものは特に感じなかったです。自分にとっては、むしろ出版社に売り込むほうがハードルが高く感じるんです。KindleやPODでの個人出版なら、もし内容に間違いがあった場合にすぐ取り下げて修正することができますが、一回書店に並んでしまったらそうはいかないですよね。掲載内容をアップデートできる方が都合が良かったです。

実際に本を作ってみた感想、本作りでこだわった点

苦手な作業は、他の人にお願いするようにした

KindleはMicrosoft Word(ワープロソフト)で作ったものをほぼそのまま使えるんですけど、PODはPDFデータへの変換が必要なのでそのときにちょっとエラーが出たりしました。でもエラーの内容は簡単に確認できるので、そんな難しいことはなかったです。

自分にとっては表紙デザインが一番大変ですね。当初はMicrosoft ペイント(Windowsに付属のグラフィックソフト)を使って自分で作っていましたが、最近はプロの方にお願いするようになりました。その分野の素人の方でも読める本作りを心掛けていますので、あまり専門用語は使わないような表紙にしています。

内容は、もともと自分の知識をまとめるためのデータベースとして作り始めたものなので、辞書や教科書のように、目次から必要な項目だけをピックアップして読めばOKというようなわかりやすさを目指しました。

宣伝活動、ネットの活用について

SNSでの告知は効果的。
でも、しつこくないことが大切

本来SNSはプライベート用で、仕事は持ち込まないようにしていたんです。たとえばFacebookは海外の友達と交流するためだけにやっていたんですが、つながりが増えるにつれ友達にも仕事関係の人が出てくるようになり、その人たちから仕事の依頼をいただいて、仕事をしたらSNSでの宣伝依頼がきて……という感じで、だんだん仕事でも使うようになってしまいました(笑)。

Twitterも体づくりや健康のための情報を発信するためだけだったのですが、電子書籍を出しました、POD書籍を出しました、というようなこともつぶやくようになってきました。発信できる文字数が限られていることで、できるだけ凝縮した内容で情報を伝えることになるので、宣伝にはすごく効果的だと思っています。受け取る方も気楽に読めますし。

SNSで不特定多数に本の情報を拡散させたいという気持ちはそんなにありません。本を売ることは目的のひとつではありますが、まずは自分の友だちや知り合いなど、近しい人に情報を伝えたい、読んで欲しいという気持ちが先にあります。自分の交友関係を大事にするために、こういったツールを使っている感じです。

あとSNSでは「本を出しました」という告知を何度も書くとしつこくて嫌がられてしまうので、1回書いておしまいです。必死さが見えてしまうとダメなのかもしれないですね。

ネットの活用ということでいえば、個人でオンラインサロンを運営したり、企業からの依頼ではYouTubeもやっています。こちらはチャンネル登録数は22万人くらいになっています。

言われてみれば結構新しいことに挑戦しているのかなと思うんですけど、自分の中では全然そういう意識はないんです。ネットサーフィンとかしていて面白そうなものを見つけると、自分もやってみようかなくらいの気楽な感じなので、ハードルの高さも感じていないです。ダメだったらやめればいいや、くらいの気持ちで参入して、やりながら覚えていく感じです。

SNSやYouTubeは発信した瞬間は強く訴えられるんですけど、その時だけですね。本は手元に置いていつでも確認でき、ずっと残るものですから、情報の価値は本のほうが重いと考えています。

出版後の状況・反響

自分自身のアップデートの頻度も高くなった

本を書いたことによって、自分自身の勉強の能力というか、知識欲が増えてきています。自分自身のアップデートの頻度が高くなったと思います。もっと書きたくなりますね。

以前は1回本にまとめたものについてはそれで十分かなと思っていたんですけども、例えば栄養素にしても、毎日のように情報がアップデートされるので、これまでに出版したものをさらにより良いものにしたい、もっと新しいものを出したいという気持ちが出てきています。

読者の方からは、これまで他の方のトレーニング理論や栄養理論を実践していた人が、私の本を読むことによって考えが変わったというフィードバックを結構いただきました。自分の考えている理論が浸透してきているなと感じます。

元々は自分の周りの人だけに広めるつもりだったのが、思わぬところに余波がひろがり、全然知らない人から「読んでいます」と言われることもあります。

今後の活動予定、出版をしたい人に向けて

本になるのが心配な人でも大丈夫。
怖がらずに発信してほしい

コロナの影響でトレーニングのお仕事は減らしていて、執筆活動がメインになってきています。商業出版からも初心者向けの本や、翻訳本の監修の依頼をいただいています。

個人出版では、先日、Kindleで『サプリメント A to C:山本義徳業績集』という本を出しました。おすすめのサプリメントをABC順に紹介していく本で、現在はD〜Kを執筆中です。Zまでで全4巻になる予定なので、まずは今年中に完成させたいです。それをまとめたPOD版も来年の夏までにはなんとか出したいですね。

私の本はこれまでトレーニング関係の人には結構読んでいただいていましたが、最近では健康面、たとえば糖尿病やがん、心臓の疾患の予防や治療にとっても栄養の大事さがとても知られるようになっていまして、そのような方々にも読まれるようになってきています。ですので、トレーニングから健康面へのシフトも少しずつやっていきたいと思っています。

出版が視野にある人の中には、自分の書いたものに自信がないという人も多いと思うんです。本になるのが心配だと。一般的な商業出版だったら、何かあった場合に回収に発展するなどもあり得ますが、ネクパブでのPOD出版やKindleであれば別の内容に修正、差し替えることもできるので、そのあたりの心配はあまりしなくて良いです。

自分が書いたものを世に問うということは、自分自身を高めることにもなると思います。批判を受けることもあるかもしれないですけど、それで成長してもっと良いものを作れるようになるということもありますので、怖がらないでどんどん出版、発信していただければなと思います。

プロフィール

山本 義徳(やまもとよしのり)さん
1969年3月25日生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。米国におけるボディビルのコンテストで日本人初の重量級優勝を達成する。実業団やプロチーム、アスリートへの指導を行いつつ、身体づくりに関する数多くのコラムや書籍を発表。著書は30冊以上。その後、出版社を通さずに自由に内容を書くためKindle電子書籍やPOD出版に移行。電子書籍は現在14冊、POD出版は現在5冊。

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パブファンセルフユーザーさんによる出版体験談、いかがでしたでしょうか? ご参考になれば幸いです。パブファンセルフは、会員登録やサービス利用料はもちろん、基本的に出版費用は無料です。読者からの注文のたびにアマゾンで1冊ずつ印刷・製本・発送されるPOD出版(プリント・オン・デマンド)なので、在庫も初期費用も必要ありません。
また、アマゾンで本を出版することの宣伝効果は絶大です。多くの人が一度は利用したことがあるアマゾンなら安心感もありますので、本を手に取りやすい利用者も多いことでしょう。

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みなさまにご利用いただけることを心よりお待ちしています!

ほかにも多種多様な方が出版しています

デザイナー 医師 栄養士 塾講師  パーソナルトレーナー うつ病経験者 
震災経験者 経営者 人事コンサルタント プログラマー 双子のママ FP 陸上自衛官  折紙作家 ジャズピアニスト