アイデア共創の質を高めるしくみ

著者:青木 慶

消費者からタダで出してもらうことではない!

N00628

マーケティング担当者、新規事業担当者必見! 企業と消費者の価値共創は、消費者からタダで出してもらうことではない! アイデアを出し合い、ともにものづくりに取り組み、そこから得られるつながり・・・ このような共創活動から、いかに価値を生み出していけばよいのか? ◆21世紀のビジネスの新潮流“価値共創” 近年、消費者は情報の受け手であるだけではなく、発信者としても重要な役割を担うようになった。 例えば、アットコスメ、食べログ、クックパッドなどのサイトでは、ユーザーからの投稿をビジネスの源泉としている。 しかし、共創基盤の構築は困難を伴う。持続性に問題があったり、 上司から一方的に効果を疑問視される・・・など、 共創に参加するビジネスパーソンの実感ではないだろうか。 ◆研究結果に基づいた実践的な知識 本書はそのような悩みを持った企業担当者にとっての必読書を目指した。 現在、大学で教鞭を執る著者は、外資系企業でマーケティングを担当、 その後のアカデミックな研究結果をもとに本書を上梓。 ◆うまくいく“しくみ”とは? 消費者との共創は決して、「消費者からタダでアイデアを出してもらう」ことではない。 本書で“価値共創がうまくいく鍵”として提示するのは以下の2点だ。 ① 企業と消費者の「協業」であること ② 共創参加者にきちんと報いること これを仕組化する仕掛けとは、どのようなことだろうか? ◆事例の研究結果 レシピ投稿サイト、スタートアップ、雑貨メーカー、社会的課題解決のための共創プロジェクトなど失敗を含んだ事例を取り上げる。   

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基本情報

発行日:2017/08/18
発行社:クロスメディア・パブリッシング
ページ数:118(印刷版)
ISBN:9784802076760


目次

序章 持続的な価値共創の実現に向けて

第1章 なぜ人は共創活動に参加するのか?
ポイントの有無で、どんな違いが出るのか

第2章 共創コミュニティにおけるインセンティブの役割
金銭的インセンティブは、投稿数を向上させるのか
貢献度合いの可視化は、アイデアの質を向上させるのか
成果報酬型の金銭的インセンティブは有意義か

第3章 共創参加者のモチベーション
モチベーションの尺度
持続的な共創活動実現のために

第4章 共創コミュニティから派生する起業志向
キャリア形成という動機づけ
キャリア形成をサポートする意義

第5章 Quirkyの失敗から考える、21世紀のものづくり
経営上の問題点
クラウドソーシングの観点から見た問題点
Quirkyの事例を通じた21世紀のものづくりへの提言

第6章 SMEとパパ・ママとの共創から生まれた『ダッコリーノ』
共創がSMEにもたらす可能性

第7章 発災時の共創的課題解決
OLIVEプロジェクト
防災セットTHE SECOND AID
東京防災


著者紹介

大阪女学院大学 准教授
大阪大学経済学部卒業後、外資系企業にてマーケティングに携わる。
2012年より社会人大学院生として神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程に在籍し、2015 年に修了。博士(経営学)。
2015年4月より、大阪女学院大学 専任講師。
2016年4月より、大阪大学大学院経済学研究科 特任講師(現職)。
2017年4月より、現職。
研究テーマは、企業と消費者の価値共創。