南アルプスからヒマラヤへ パイオニア精神へのまなざし

著者:山本 良三

いつの時代にあっても、未知の探求に挑む夢や希望を抱く人の姿は眩しい。1970年代から現代までの日本登山史をも俯瞰した貴重な随想録

N00666

1970年10月28日、ネパールヒマラヤ、ダウラギリ山群の未踏の峻峰チューレン・ヒマール(7371m)の初登頂に成功した静岡大学山岳会隊。この遥かなるヒマラヤの未踏峰を目指し血の滲むような激しい訓練登山を繰り返した日々など、自身の登山人生を静かな筆致で綴る。さらに今西錦司、西堀栄三郎、酒戸弥二郎など、登山を通じて出会った偉大な人物についても素描し、1970年代から現代までの日本登山史をも俯瞰した貴重な随想録

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基本情報

発行日:2018/01/26
発行社:山と溪谷社
ページ数:592(印刷版)
ISBN:9784635886581


目次

はじめに
Ⅰ ヒマラヤ ヒマラヤへの道/遠征登山の人間模様/登頂前後と私/チューレン・ヒマール回顧
Ⅱ 旅・紀行 アンデス紀行/インド、アッサムの旅から/奥アマゾン探検隊/中国ヒマラヤ敗退の記 その人間的側面/パプア・ニューギニアの旅/天山紀行
Ⅲ 登山論ほか 私にとって登山とは何か/山登り その周辺事情/若者はなぜ山に登らなくなったのか・試論/シャックルトンの精神/ヒマラヤ登山とは/テラムカンリ初登頂と周辺探検の歴史/未踏峰、いつまで残るか/日本山岳会を考える/或る日の英国山岳会/環境問題を考える/山での自己責任/奇遇/ポーランド人の富士登山/間一髪の生存
Ⅳ 人物素描 天性のリーダー 今西錦司さん/或る正月 西堀栄三郎さん/将官級の登山家 酒戸弥二郎さん/日本登山史研究家の生き様 山崎安治さん/日本山岳会の知性 島田巽さん/大佛次郎賞作家 近藤信行さん/或る女性登山家の遭難 関田美智子さん/日本を愛した米国人 トーマス・ルゴー君/中国の友人 尚子平さん/東大スキー山岳部長 加藤誠平さん/多彩な生涯 渡辺兵力さん/意地と誇り 吉沢一郎さん/ミスター日本山岳会 織内信彦さん/夢を感じさせた男 中島寛さん/駿河の暴れん坊 山本朋三郎さん/文武両道 田口二郎さん/進化研究会 松丸秀夫さん/山スケッチの魅力 田辺壽さん/或る書物 大森久雄さん/静かな山旅を愛した名編集長 望月達夫さん/エコノミスト一級章 竹内宏さん/山稜の読書家 安間荘さん/スキー界と山の世界を生きた男 芳賀孝郎さん/マカッサールの夕陽 茂呂茂樹さん/日本登山医学研究会創設者 中島道郎さん/芸術家夫妻の登山とスキー 秋野子弦さん/山に情熱を賭けた男 橋本清さん
Ⅴ 登山界の群像 歴史を作った人々 AACKの群像/登山家医師列伝 慈恵医大山岳部の群像/富士バラ山岳部の男たち 旧制静高山岳部の群像/時代を動かした力 在京大学山岳部OBたちの群像
おわりに


著者紹介

1939年、兵庫県生まれ。静岡大学農学部卒。在学中から山岳部に所属し、南アルプス・富士山で鍛えられる。1970年:ネパール遠征(副隊長)―チューレン・ヒマール(7371m)初登頂。日本山岳会の理事・常務理事・評議員を歴任、永年会員。京都大学学士山岳会員、日本登山医学会評議員、静岡大学山岳部紫岳会長