書籍紹介
従来の企業内サーバー導入、いわゆるオンプレミス環境とクラウド環境を比較する際に必ず争点となるのがセキュリティーとコンプライアンスについての両者の比較です。本書は100%Web環境で提供されるGoogle Appsのセキュリティーについて解説した、クラウド導入時のセキュリティー検討ハンドブックです。この本一冊でGoogle Appsに関するセキュリティーについて、Googleのデータセンターから社内統制状況、Google Appsのセキュリティー機構、各種法令遵守まで網羅的に解説しています。あなたの企業のシステムは果たしてGoogleよりも安全でしょうか?現在Google Appsを企業へ導入することを検討している方や、Googleのセキュリティーに対する考え方や施策に興味のある方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。『仕事で使える!』シリーズオフィシャルWebサイト 公開中 新刊の予約&発売、キャンペーン等の最新情報はオフィシャルWebサイトへどうぞ。
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電子版 ¥600 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥900 小売希望価格(税別)
発行日:2015/06/12
発行社:インプレスR&D
ページ数:70(印刷版)
ISBN:9784802090148
第1章 あなたの知らないセキュリティーの脅威
脅威の種類と例
シャドーITとBYOD
第2章 クラウドのセキュリティーをどう評価したらよいか
セキュリティーとは何か?
セキュリティーを評価するための枠組み
クラウドのリスクとオンプレミスのリスクの比較
第3章 Google Appsのセキュリティー
Googleのインフラのセキュリティー
Googleの組織・プロセスに関するセキュリティー
Google Appsのセキュリティー管理機能概要
細やかなセキュリティーニーズを支援するサードパーティソリューション群
Google Apps以外のGoogle関連セキュリティーTips
第4章 Google Appsのコンプライアンスと透明性
Googleのデータプライバシーポリシー
各種法令順守や第三者機関による認証
社内コンプライアンスとe-Discovery
第5章 より高度なセキュリティーが求められるユーザー事例
金融機関
政府関連機関
その他
第6章 まとめ
セキュリティーもスケールがポイント
オンプレミスとクラウドサービスの比較チェック
Appendix:
セキュリティー関連事例
外部リファレンス
昭和50年7月7日生まれ。日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社ゆめみ、アクセンチュア株式会社、ウイングアーク1st株式会社にて開発系エンジニア、ITコンサルタント、製品営業などを経て、現在は米系IT企業のクラウドサービスやデバイスを専門としたセールスエンジニアとして活動中。情報システム関連領域で幅広い実務経験を持ち、特にBI(ビジネスインテリジェンス)や企業内イノベーション・コミュニケーション論、クラウドセキュリティーなどの分野に詳しい。著書に「仕事で使える!G Suite セキュリティー解説編」「仕事で使える!Google クラウド会議術」(インプレスR&D)がある。