本書は発災翌日の4月15日に初めて現地入りして以来、継続的な調査によって得られた研究結果を書籍にしたものです。災害時における被災者の「ニーズ」とはいかに分類され、それらに対していかなる支援が求めらるかを考察し、無頓着である現行の被災者支援に新しい可能性を提示します。
書籍の詳細・購入はこちらから大地震災害は、発生時はマスコミ報道などで大きく注目されますが、残念ながら時間の経過と共に風化していくのが常です。本書籍シリーズは、大地震の際に何が起こったのか、何が問題だったのか、どのように対処したのかなど、体験者しか知りえない貴重な情報を、風化させずに、共有していくために創刊しました。
本シリーズは、全国から寄せられた地震災害に関する出版企画(熊本地震だけでなく、阪神・淡路大震災や東日本大震災なども含む)が、ラインナップされます。
担当デザイナー
大石愛(kiiromori)
担当デザイナー
杉村武則(OVAL)
担当デザイナー
松本ジーン(富山事務所)
担当デザイナー
𠮷本 清隆(𠮷本清隆デザイン事務所)
担当デザイナー
内田 直家(ウチダデザインオフィス)
担当デザイナー
橋本 典(PIAF DESIGN)
制作にあたっては、熊本地震の被災地に作られたデザインコミュニティーの「Bridge KUMAMOTO」とのコラボレーションで表紙を作成しています。
【Bridge KUMAMOTO】平成28年熊本地震をきっかけに生まれた、「熊本の創造的な復興の架け橋となること」を目標とした、熊本県内外のクリエイターおよび支援者の団体です。クリエイティブ制作、イベント企画、商品開発など、クリエイターや企業の様々な共創を生むことで、外部の支援だけに頼らない自立した復興プラン作りを行っています。本書の表紙はBRIDGE KUMAMOTOの活動に賛同した、熊本在住の若手グラフィックデザイナーが制作しました。
また、すでに発売されている弊社社長著の『熊本地震体験記 -震度7とはどういう地震なのか?』(チャリティー出版)も、一部追記され本シリーズにラインナップされました。
本書の9月までの売上の一部を11月29日に熊本県益城町に義援金として寄付いたしました。
本プロジェクトは、インプレスR&Dが運営する次世代電子出版プラットフォーム「NextPublishing」によって実現することができました。NextPublishingは、通常はオンライン書店での販売が主ですが、今回は全国書店からも注文販売ができるようになりました。
特に、下記の書店では、企画主旨にご賛同いただき、店頭販売していただける予定です。
東京都 教文館
熊本県 蔦谷書店 熊本三年坂店
熊本県 長崎書店
熊本県 長崎次郎書店
熊本県 紀伊國屋書店 熊本光の森店
大分県 桜瀬書店 プラスゲオ 竹田店