地域、顧客、社員を巻き込む実践型人材育成(KAIKAケーススタディ) ―「JTB地球いきいきプロジェクト」―

編者:一般社団法人日本能率協会/日本学術振興会 経営問題第108委員会

JTBグループの取り組みを「企業の人材育成ケーススタディ」として解説。

N00552

■先行き不透明なVUCAの時代に、組織・個人と「社会」とのつながりを強化するためには何をするべきか?

個人は成長しているか?
組織は活性化しているか?
組織の社会性は向上しているか?

これらを各企業内で自問自答しながら、向上させていくための好事例として
日本能率協会が行うKAIKA Awardsの事例を中心に経営問題第108委員会と共同で、企業活動を分析・解説しました。

自社の施策検討のために他社事例を調べ、ベンチマークすることは重要ですが、他社の施策をそのまま導入してもうまくいくとは限りません。
とくに、組織や風土に関わる課題は、短期間の施策で解決することは非常に困難です。

各社の事例・施策を深く分析、一般化・普遍化し、どのような背景や風土のうえで、施策がいかに機能したのかを理解したうえで、
自社の背景や風土にあてはめるためにはどういったカスタマイズが必要なのかを考え抜き、自社の経営に「インストール」していく必要があるでしょう。

是非、本書でご紹介する事例を参考に、自社での展開、あるいは組織のベンチマークスキル向上のためにご活用ください。

<収録ケーススタディ>
旅行業大手JTBグループが、地域・顧客を巻き込み、取り組んでいるプロジェクト「JTB地球いきいきプロジェクト」の背景・取り組み体制・成果・社外評価・その人材育成としての面について解説しました。

(本文より)
“本活動をきっかけにさまざまな社会とのつながりが生まれている。顧客と社員が一緒に活動することによる顧客とのつながりだけでなく、プログラムを開発するにあたってNPO法人などの地域の関係者、行政関係者などと新たな関係が生まれている。このつながりをきっかけに、JTBグループに対する親近感や信頼感、ファンづくりに成功している。”

<KAIKAブックス>
あらゆる多様性が広がる現代社会において、企業活動に求められる考え方とは何か?
「個の成長」「組織の活性化」「組織の社会性」3つを同時に実現する経営モデル「KAIKA」に基づく活動・プロジェクト成果を、「KAIKAブックス」シリーズではご紹介します。

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基本情報

発行日:2017/04/07
発行社:good.book
ページ数:30(印刷版)
ISBN:9784907554880


目次

1|解説編|
1.JTB グループの概要/2.取り組みに至った背景/3.取り組みの狙いと推進体制/4.事業の成果/5.社外からの評価/6.社内外に広がる事業のネットワーク/7.今後の展望

2|付録|
 山梨県 竹林整備を通してこぴっと学ぶ、山梨県南部町の竹の有効活用
 宮城県 いのちを守る森づくりと松島“湾”ダーランド~アマモ場再生!
 栃木県 稲刈りと渡良瀬遊水地セイタカアワダチソウ除去
 広島県 安芸太田町・癒しの森林セラピーロード散策と景観保全体験ツアー
 カナダ バンクーバーにあるスタンレーパークでの外来植物種管理活動


著者紹介

●一般社団法人日本能率協会(Japan Management Association)
1942 (昭和17) 年に設立された、日本の企業等の経営上の課題解決の支援を行う一般社団法人。主な事業内容は、「マネジメントに関する調査及び研究」「マネジメントに関する情報の収集及び提供」「マネジメントに関する人材の育成及び指導」「マネジメントの高度化に寄与する表彰、資格認定及び普及啓発活動」「マネジメント及びマネジメントに関連する技術及び産業振興に関する会議、展示会等の開催」「規格適合に拠るマネジメントシステム及び製品、サービスに係わる第三者認証及び登録業務サービスの提供」「地球温暖化防止にかかわる各種検証及び環境マネジメント支援業務サービスの提供」「マネジメントに関する内外関係機関等との交流及び協力」など。

●日本学術振興会 経営問題第108委員会
正式名称:日本学術振興会産学協力研究委員会 経営問題第108委員会
1947年(昭和22年)設立。本委員会は、経営学および関連分野の研究者(学界委員)と経営者および関連の実務家(産業界委員)によって構成されている。企業経営上の重要課題に対して、産学協力を通して理論と実践の両面から解決方向を提示する研究活動を展開している。