書籍紹介
2019年の「経済・政治・ビジネス」の動きを大前研一が特別講義!
世界と日本の動きを俯瞰し、今の問題とトレンドを解説。
世界の視点から日本をとらえ直して見えてきた次の時代とは。
2時間の講義で、2019年のビジネスと学びのための知識を身につけることができます。
*「大前研一ビジネスジャーナル」シリーズは、大前研一が主宰する企業経営層のみを対象とした経営勉強会「向研会」の講義内容を再編集しお届けしています。
本書は特別号として2018年12月に実施した講義を書籍化しました。
<トピック>
■総論—主導国なき時代へ。2019年以降の政治・経済・ビジネスの課題認識
西欧型民主主義から独裁型へ—国家モデルの主流が変遷
主導国なき時代。米ソでも米中でもない“Gマイナス1”の世界
米中ハイテク戦争でデジタル・ディスラプションが加速
アフター・トランプの世界では人材に企業・資本がついて回る
■世界経済の動向~かくして世界はGマイナス1へ
2019年の世界経済はピークアウトし減速
空前の好景気、しかし政治リスクの影に怯える日本
万博、IR—イベント誘致で栄えた例は先進国になし
「経営と屏風は広げすぎると倒れる」買収後の統合プロセスがキモ
■Gマイナス1=Me Firstの世界~民主主義は後退し自国ファーストが席巻する
貧困、ポスト・トゥルース……“トランプ問題”の背景
中国は報復ではなく米国の構造的問題を指摘すべき
国家モデルの変容~民主主義は色褪せ、独裁が支持される世界
明暗分かれるインドと中国、独裁主義の高効率
中国地方都市の成長はEUを凌ぐ“中華連邦”を生み出すか?
■新時代、人間の真価が問われる“デジタル・ディスラプション”
新興国で進むデジタルシフト、同時多発する“イノベーション都市”
自動車産業を直撃するデジタル・ディスラプションの3つの波
流通・小売業を襲う“Amazon Effect”
■次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?
3つの軸で世界を捉え、新時代を生き抜くべし
主権国家の終焉。道州制で日本を再編せよ
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電子版 ¥800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥900 小売希望価格(税別)
発行日:2019/01/31
発行社:good.book
ページ数:76(印刷版)
ISBN:9784909288325
1 総論—主導国なき時代へ。2019年以降の政治・経済・ビジネスの課題認識
2 世界経済の動向~かくして世界はGマイナス1へ
3 Gマイナス1=Me Firstの世界~民主主義は後退し自国ファーストが席巻する
4 新時代、人間の真価が問われる“デジタル・ディスラプション”
5 次の年号/新時代、日本はどうすればよいのか?
株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長/ビジネス・ブレークスルー大学学長
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年に経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、常務会メンバー、アジア太平洋地区会長を歴任し、1994年に退社。以後も世界の大企業、国家レベルのアドバイザーとして活躍するかたわら、グローバルな視点と大胆な発想による活発な提言を続けている。現在、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長及びビジネス・ブレークスルー大学大学院学長(2005年4月に本邦初の遠隔教育法によるMBAプログラムとして開講)。2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学が開校、学長に就任。日本の将来を担う人材の育成に力を注いでいる。