書籍紹介

魔術師の杖⑧ ネリアと魔導列車の旅

著者:粉雪

想いを乗せた魔導列車が駆け抜ける――秘められた過去と交わる運命の旅路!

N02079

いずみノベルズ公式ページはこちらから。試し読みもあります。
https://izuminovels.jp/isbn-9784295602934/

〈あらすじ〉
カレンデュラからルルス、そしてタクラへ――それぞれの目的を抱えた魔導列車の旅がいま幕を開ける。
レオポルドは、ライアスとオドゥの故郷であるイグネラーシェを調査するためカレンデュラへ。そこで見つけた魔導具はオドゥの過去を示す一つの手がかりだった。彼の父親がオドゥに遺した想いとは一体何なのか?
一方、ネリアは気ままな列車の旅を楽しもうとしていたが、魔石の町ルルスで予期せぬトラブルに巻き込まれてしまう。落ち込むネリアを励ますのは、遠く離れたレオポルドからのエンツ。その心の支えとともに、追いかけてきたニーナとも合流し、再び笑顔を取り戻す。さらに、休暇中のミーナとアイリは、港町でユーリと再会。彼女たちが目指すのは、オドゥの工房だ。
一方、王都ではカーター副団長を中心に、メレッタとカディアンがオドゥの調査を開始。グレンの死に関わる謎が浮かび上がり、レオポルドは居住区でその真実を追い求めることになる。
そんな中、タクラにたどり着いたネリアが出会ったのは、なんと予想だにしない人物。
次々と明かされる真実が交錯する中、レオポルドたちの旅路はさらなる試練へと続いていく。過去と現在が交差するこの物語、彼らの選択が導く結末とは――。

〈著者からの一言〉
場面は七巻ラストシーンの直後から。王都に残されたレオポルドは、ライアスとともに行動し、グレンの死の謎にも迫ります。SSはお寄せいただいたテーマから、『バルザムと過ごすエヴェリグレテリエ』『女性陣のわちゃわちゃ』について書かせていただきました。『傷心のライアス』については本文でしっかり読めるようにしています。

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基本情報

発行日:2024/10/25
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:258(印刷版)
ISBN:9784295602934


目次

第一章 魔導列車の旅と王都の動き
第二章 港湾都市タクラへ

書籍版特典SS
コランテトラの記憶
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著者紹介

〈著者プロフィール〉
粉雪
インスピレーションは夢の中から降ってくる。ふだんは白衣を着て働く理系人間。本業ではまったく必要とされない自分のロマンチストな部分を全開にしたくて、『魔術師の杖』を書いている。

〈イラストレータープロフィール〉
よろづ
会社員として勤務しつつイラストレーターとして活動。CAPCOM「鬼武者Soul」、GAE「悪代官 ~おまえの嫁は俺のもの!!~」などソーシャル&スマホゲームを中心に展開中。