書籍紹介
プログラミングの世界はAIが最も進化している領域です。他と比べると3~5年は先を進んでいます。そのプログラミングの最前線にいる人々には、私たちとは違う景色が見えているのではないか。
本書の語り手である山崎泰宏氏は、仮想ネットワーク分野のスペシャリストであり、現在はその飽くなき探求心をAIプログラミングに注ぎ込み、AIを自在に使いこなす最前線の開発者です。
かつて、開発の現場は「個々の演奏家(プログラマー)が必死に音を奏でる場」でした。
しかしこれからのリーダーは、AIという超一流の演奏家たちを束ね、組織の目標という壮大なシンフォニーを奏でる「指揮者」でなければなりません。
本書では、「これから組織はどう変わるべきか?」という問いを、山崎氏との対話で一つひとつ紐解いていきました。特に第3章では、AIと呼吸を合わせるようにコードを生成する「バイブコーディング」の様子を再現した「誌上ライブ」を収録しています。専門知識がなくても、AIとともに未来を創る現場の熱量をリアルに体感していただけるはずです。
この本は、プログラミングの世界にいて将来に不安を感じている方、AIには興味があるけれど開発環境のことはよく分からないという方、そして、これからの組織のあり方を模索しているすべてのリーダーのための本です。AI革命を傍観者としてではなく、タクトを振るう「指揮者」として未来を切り拓くための「羅針盤」となることを願っています。
続きを読む
短くする
電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,600 小売希望価格(税別)
発行日:2026/03/13
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:212(印刷版)
ISBN:9784295604709
第1章 AI革命がもたらすコーディングの終焉と新しい組織の形
第2章 「AIエージェント」革命
第3章 バイブコーディング紙上ライブ
第4章 AIがもたらす組織の未来像
第5章 AI拡張型ワークフロー:人間とAIが共鳴する組織の背骨
エピローグ:AIオーケストラを指揮する私たちの使命と希望
聞き手 石川 雅康(いしかわ まさやす)
スティーブ・ジョブズと同じ年に生まれ、パーソナルコンピュータの黎明期から現在に至るまで、一貫してデジタルの最前線を見続けてきた時代の証人。
キャリアの初期には、キヤノン販売(現:キヤノンマーケティングジャパン)にて、Apple社のMacintoshのマーケティングを担当。その経験は、著書『やっとマックが売れました!』に詳述されている。
その後、活動拠点をアメリカに移し、自ら起業。3DO、Dreamcast、PlayStationなどのゲームコンソールのローンチ支援に携わる傍ら、クリエイターとしてゲーム制作も手掛け、インタラクティブ・エンタテインメントの進化に貢献した。
帰国後も、その活動領域は多岐にわたる。テレビ番組のプロデュース、SNSの開発、そしてVRシステムの開発など、常に新しい技術とメディアの融合を推進してきた。
現在は、YouTuberとしても活動。「未踏襲エリアを求め世界に飛び出した男の四方山話」というチャンネル名で、波乱万丈な自らのライフストーリーや洞察を公開し、多くの視聴者に刺激を与え続けている。
話し手 山崎 泰宏(やまざき やすひろ)
1977年北海道生まれ。会津大学大学院を卒業後、2002年に大手SI会社に入社。2007年に独立し、「株式会社あくしゅ」を立ち上げ、現在に至る。
「あくしゅ」の創業者である山崎は、「宮大工のようなすばらしい職人集団をつくりたい」という理念を掲げ、次世代コンピューティングを支える新しいソフトウェア基盤を日夜つくり続けている技術者であり、仮想ネットワークの日本における第一人者の一人である。
早くからクラウド技術に着目し、2009年当時はまだ目新しかったサーバーの負荷に応じて自動的に台数を増減させるオートスケールエンジンの開発に尽力してきた。
「あくしゅ」を象徴する仮想ネットワーク製品「LiquidMetal」は、ヤマトシステム開発株式会社とのコンサルティングを通じ、同社が抱えていた膨大なハードウェアのアップデート管理という課題解決をきっかけに誕生した。
現在は、これまでの経験と技術力を生かし、AIの技術開発に積極的に取り組んでいる。