書籍紹介
本書は、Claude Codeを単なる道具としてではなく、一人の経営者を支える事業組織として位置付け、その協働体制を設計する手法を解説しています。エンジニアの間で広まったハーネスエンジニアリングの考え方をコードの外側へと拡張し、ビジョンのもとに集まった組織そのものを手綱で動かすAI駆動経営のあり方を提示します。具体的な実践方法として、役割を定義するAgent定義ファイルや専門知識を与えるSkills、外部情報へ接続するMCP Serverを用いたAI社員の構築方法を学びます。さらに、CEOが判断を下すだけで事業が進むような承認ゲートの設計や、複数のAI社員に役割を与えて多角的な視点を引き出す議論の進め方についても触れています。組織の内部へ向かうフィードバックループを通じて、蓄積された資産を用いてAI社員の能力を評価し、成長させていく仕組みづくりについても詳しく記述されています。AIがAIをつくり始める時代において、人間が最後まで握り続けるべき手綱はどこにあるのかという問いに対し、実例を交えながらその核心に迫ります。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
発行日:2026/09/04
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:112(印刷版)
ISBN:9784295605539
「コードを書くAI」から「事業を動かすAI」へ
第1章 会社を作る — AI社員が迷わず動ける「組織のOS」を設計する
第2章 社員を採用する — AI社員に役割と道具を持たせる
第3章 新規事業を立ち上げる — 1人CEOが、AIチームとアイディアを練る
第4章 事業を回す — CEOの「OK/NG」だけで業務が進む仕組みを作る
第5章 事業を振り返り、次の事業方針を決める — 販売データと読者の声から学ぶ
第6章 会社の仕組みをアップデートする — 人事評価でAI社員を自己成長させる
第7章 AIがAIをつくる時代に人間の手綱はどこまで残すべきか
おわりに — バーチャルカンパニーを1年運営して
Shino Yamada
静岡県浜松市出身。東京大学大学院 物理工学専攻修了。外資コンサルティング企業 マネージャーとして企業のAI導入を推進しつつ、2024年9月より全従業員がAI AgentのバーチャルカンパニーAI Crew Solutionsを個人運営。
現在は、Claude CodeとOpenClaw Agentで構成したAI社員に、CEOのGo/NoGo判断だけで事業運営を託す実験を続けている。
東京AI祭ハッカソン2025受賞。
本業と個人実験の両面から得た、AI組織をビジネスとして機能させるための試行錯誤と実践知を発信している。