書籍紹介
―お客さん社員にしてしまうなんて、もったいない! ―障がい者が戦力になる。 ―会社を支える。 IT業界での経験を活かし障がい者支援事業に参入。 福岡博多に就労継続移行支援A型事業所を立ち上げ、 ITスキルを学んだ障がい者メンバーが活躍する仕事を創造することで 企業・障がい者の新しい未来創りに挑戦する著者が語る 「働く人・雇う人・支援する人が知っておきたい本当のパートナーシップ」。 経営者として障がい者雇用に携わってきたからこそ語れる 障がい者・雇用者・支援者のための 互いの想いを目に見える成果に結びつけるための、今日からできる実践の一歩。 「企業担当者の方」が障がい者雇用をより戦略的に進めるためのガイドとして。 「障がい者の方」が自身のキャリアを考える一助として。 「支援者の方」がより実際的な効果を生み出すための参考書として。 障がい者雇用にかかわるすべての方に向けてお届けします。 『企業が障がい者のことを知らない、そして、障がい者が企業のことを知らない。それが、現在の日本の障がい者雇用問題の根っこにあります。この本を通じて、どうか障がい者とはどんな存在かを知ってください。』(「はじめに」より)
続きを読む
短くする
電子版 ¥1,000 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥1,200 小売希望価格(税別)
発行日:2016/09/30
発行社:good.book
ページ数:134(印刷版)
ISBN:9784907554729
はじめに
第1章 障がい者雇用の背景
(1)障がい者とは誰か
(2)障がい者雇用の現場
(3)障がい者の法定雇用率
(4)「障害者雇用納付金制度」とは
第2章 働く障がい者の理想と現実
(1)カムラックができるまで
(2)障がい者雇用の現実的な難しさ
(3)障がい者雇用の理想の形を追求
第3章 三者の立場から迫る障がい者雇用
(1)働く障がい者が知っておきたい「障がい者雇用」
〈1〉自分がどんな働き方をしたいかを考えよう
〈2〉ゆくゆくは企業で働きたい人にはどんな準備が必要か
〈3〉障がい者就労支援施設の実態を知るには
〈4〉働く障がい者を持つ保護者が知っておきたいこと
対談―カムラック就労メンバーに聞く 「働くことで自信を持ち、自分の生き方を考えられた」
(2)企業が知っておきたい「障がい者雇用」
〈1〉障がい者のことを知るための手立て
〈2〉企業としての要望を伝えよう
〈3〉企業のなかで障がい者が成長していくためには、どんな仕掛けが必要か
対談―カムラックと協業する一般企業に聞く 「障がい者は、新たな可能性に挑戦するパートナー」
(3)障がい者就労支援施設が知っておきたい「障がい者雇用」
〈1〉障がい者を戦力として育てていく方法を知ろう
〈2〉企業の要望を知る方法
〈3〉企業と協働する方法
〈4〉障がい者就労支援施設というメリットを活かす
まとめ
おわりに
株式会社カムラック代表取締役。
株式会社スーパーカムラック代表取締役。
株式会社elseif取締役。
一般社団法人中小企業事業推進機構理事。
1972年生まれ。愛媛県松山市出身。日本大学農獣医学部卒業。大手ゼネコンで人間関係を学び、東京のITベンチャーで仕事の厳しさを学び、地方の中小SES企業で中央と地方の温度差と挫折を学び、Webポータルサービス企業で人との繋がりの大切さを学ぶ。
2013年に独立。株式会社カムラックを設立し、IT業界での営業経験を活かし障害者支援事業に参入。ITを活用した仕事を創造することで、働く障がい者の新しい未来創りにチャレンジ中。キーワードは企業との共存共栄~支えられる側からお互い支え合う関係へ~