書籍紹介
■大好評の法務デューデリジェンス対応マニュアルの最新版
リスクをとり新ビジネスに挑戦するベンチャー企業にとって、リスク管理は生命線です。しかし、費用等のために法律問題の調査は後回しになりがちで、時に思わぬ落とし穴にはまり、場合によっては手遅れとなることさえあります。
そこで、法務デューデリジェンス(以下法務DD)を効率的に実施できるよう、長年ベンチャー企業と投資家をつないできた第一線の弁護士が、法務DDのための資料リストとチェックポイントを標準化しました。無用の紛争や法律問題の芽を早期に摘み、経営資源を成長戦略に集中させ、企業価値のさらなる向上を図るためのソリューションを提供いたします。ベンチャーキャピタルへの投資家にとっては投資先の調査に役立つ「法務DDマニュアル」として、またベンチャー企業にとっては上場準備に入る際の法定監査に向けた「自己検査マニュアル」として、双方にとって有益な手引きとなり得る決定版の一冊です。
大手法律事務所にて長年IPOやM&A実務に携わってきた著者による「使える」チェックリストとして大好評だった初版が、「働き方改革」関連法、民法(債権関係)改正などにも対応し、より実践的に洗練され、ますます充実しました。
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電子版 ¥800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥1,000 小売希望価格(税別)
発行日:2016/09/23
発行社:good.book
ページ数:96(印刷版)
ISBN:9784907554712
[1]はじめに
[2]会社組織
[3]株式
[4]契約
[5]資産
[6]負債
[7]知的財産
[8]人事労務
[9]許認可及び規制遵守
[10]訴訟その他の紛争
弁護士・ニューヨーク州弁護士
90年代の半ばからスタートアップ企業の法務・知財戦略支援、ベンチャー投資ファンドの組成・投資支援、IPO支援など、多くのベンチャー関連業務に携わる。また、産業再生機構によるカネボウの支援案件に従事して同社の多数のノンコア事業や本体のバイアウトに携わるなど多くのM&A案件も手がける。電子マネーのフィージビリティ・スタディに始まり、医療クラウド、シェアリング・エコノミー、AI、FinTech、Maasなどその時代の新規事業案件にも積極的に取り組んでいる。
〔略歴〕
山口県下関市出身。1992年京都大学法学部卒業。1994年大阪弁護士会弁護士登録(1997年東京弁護士会登録替え)。2000年西村総合法律事務所(現 西村あさひ法律事務所)に移籍。2001年ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2003年ニューヨーク州弁護士登録。2005年同事務所パートナーに就任、2017年TMI総合法律事務所に移籍、現在に至る。
〔主な論文・書籍〕
『知財デューデリジェンス』(商事法務、2010)、『解説 改正著作権法』〔共著〕(弘文堂、2010)、『クラウド時代の法律実務』〔共著〕(商事法務、2011)、「クラウド・コンピューティング関連法の実務的諸問題」〔共著〕NBL No.976号- No.981号(2012)、『知的財産法概説<第5版>』〔共著〕(弘文堂、2013)、『新しいファイナンス手法』〔共著〕(金融財政事情研究会、2015)、「法務デューデリジェンスにおけるメリハリのつけ方」(BUSINESS LAW JOURNAL、2019)ほか。