書籍紹介
■■■デジタル毎日books創刊■■■ オバマ米大統領は2016年5月27日、広島市の平和記念公園を訪問し、安倍晋三首相とともに原爆慰霊碑に献花しました。1945年8月に米国が広島、長崎に原爆を投下して以来、現職の米大統領が被爆地を訪れたのは初めて。献花後にオバマ氏は所感を発表し、原爆の犠牲者だけでなく、第二次世界大戦で亡くなった全ての人々を追悼。また、米国を含む核保有国が「核兵器のない世界を追求する勇気を持たねばならない」と訴え、式典に招待された被爆者とも言葉を交わしました。 本著では、その歴史的スピーチを日本語、英文ともに完全収録。膨大な毎日新聞の記事から、海外の反応、被爆者の思い、訪問の背景などを厳選し、全記録として再編集しました。被爆者とオバマ大統領の感動的な抱擁やスピーチの貴重な下書きなど、多数の写真も集めました。 また、広島71回目の「8.6原爆の日」の主要記事も収録。オバマ演説を受けての「広島平和宣言」、「安倍晋三首相あいさつ」も掲載しました。
続きを読む
短くする
電子版 ¥350 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥850 小売希望価格(税別)
発行日:2016/11/11
発行社:good.book
ページ数:70(印刷版)
ISBN:9784907554736
はじめに
17分間の歴史的スピーチ(所感)全文
安倍首相所感全文
オバマ米大統領、「広島演説」訪問直前まで書き直しを続け
オバマ大統領「私が作りました」折り鶴を手渡す
<ドキュメント0527>
スピーチの評価
そのとき被爆者は――広島の苦悩共有
社説・記者の目・論文
広島原爆の日 71年「非核へ勇気を」オバマ氏演説引用
広島原爆の日 広島平和宣言 全文
広島原爆の日 安倍晋三首相あいさつ 全文
毎日新聞は日本新聞界のグランプリである新聞協会賞(編集部門)の28回の受賞を誇り、最多記録を更新している。2016年度は「熊本地震 奇跡の救出」など一連の写真報道が選ばれた。14年度は「認知症の身元不明者らを巡る『老いてさまよう』の一連の報道」が受賞している。 「報道に近道はない」を合言葉に、粘り強い取材活動を展開し、政治・経済・外交の深層にある事実を明るみに出すスクープや困難の中にいる人たちに寄り添い救済につなげるキャンペーン、社会問題を掘り起こす独自の調査報道、分かりやすくかみくだいた解説、そして読んで役に立つ情報、コラムなどを読者に届ける――。毎日新聞は、そんな多彩な理念が散りばめられた「毎日ジャーナリズム」を目指している。毎日新聞は2015年2月12日に創刊5万号(東京本社、北海道支社発行分)を迎えた。2017年2月には創刊145年となる。国内で最も長い歴史を持つジャーナリスト集団として、飽くなき挑戦を重ねている。