書籍紹介
2018年の「経済・政治・ビジネス」を大前研一が特別講義!
2017~2018年の世界・日本の動きを俯瞰し、国と企業の問題・トレンドを解説。
トランプ政権はどうなった? BREXITの行く末は? 中国の存在感はこれからどうなる?
これらの世界の動きに対して日本はどうするべきなのか。
2時間の講義で、2018年のビジネスのためのしっかりした知識を身につけることができます。
*「大前研一ビジネスジャーナル」シリーズは、大前研一が主宰する企業経営層のみを対象とした経営勉強会「向研会」の講義内容を再編集しお届けしています。
本書は特別号として2017年12月に実施した講義を書籍化しました。
<トピック>
■総論――「没落国家日本」がはっきりと位置付けられた
世界中が「低欲望社会化」する中、日本は美しい衰退に向かう
■2018年 世界の「経済」
緩やかに回復し、三極体制に向かう世界経済
主要各国の金融政策は緩やかに正常化へ。出口が見えないのは日本だけ
「金余り」「土地余り」でも欲望が刺激されない日本
■2018年 世界の「政治」
世界各国・各地で政治リスクが高まっている
ポピュリズムと右傾化からの揺り戻しがそろそろ始まる
何一つ成果を挙げられていないトランプ政権1年目
「ロシア疑惑」でトランプは政権放棄の可能性も
独・仏・英・EU——BREXITは欧州の分離独立の見せしめに
中国が差し掛かっている「中進国のジレンマ」
■2018年 世界の「産業」
IT企業の世界的躍進、進むキャッシュレス化etc——中国に後れを取る日本
■2018年の日本はどこへ向かうか
安倍政権の政策では「国難突破」できない
低生産性で低賃金。安い給料に慣れ切っている日本人
日本が陥っている「低生産性のジレンマ」
■2017年総括と2018年の見通し
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電子版 ¥800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥900 小売希望価格(税別)
発行日:2018/01/26
発行社:good.book
ページ数:68(印刷版)
ISBN:9784909288110
Seminar:大前研一 2018年の世界
本書収録のセミナーについて
Chapter 1 総論――「没落国家日本」がはっきりと位置付けられた
Chapter 2 2018年 世界の「経済」
Chapter 3 2018年 世界の「政治」
Chapter 4 2018年 世界の「産業」
Chapter 5 2018年の日本はどこへ向かうか
Chapter 6 2017年総括と2018年の見通し
株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長/ビジネス・ブレークスルー大学学長
1943年福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセツ工科大学(MIT)大学院原子力工学科で博士号を取得。日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年に経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社後、本社ディレクター、日本支社長、常務会メンバー、アジア太平洋地区会長を歴任し、1994年に退社。以後も世界の大企業、国家レベルのアドバイザーとして活躍するかたわら、グローバルな視点と大胆な発想による活発な提言を続けている。現在、株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長及びビジネス・ブレークスルー大学大学院学長(2005年4月に本邦初の遠隔教育法によるMBAプログラムとして開講)。2010年4月にはビジネス・ブレークスルー大学が開校、学長に就任。日本の将来を担う人材の育成に力を注いでいる。