書籍紹介
SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)を解説する日本初の白書。SDGsは2015年の国連サミットで合意された世界共通の目標である。「貧困をなくそう」から「パートナーシップで目標を達成しよう」まで17のゴールと169のターゲットが掲げられている。2019年はSDGsサミットが開かれ、あらゆるステークホルダーが、本格稼働へと移行する節目の年になる。このタイミングで慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボの編集により、国内初の白書がまとまった。企業、生活者、NGO/NPO、自治体、行政機関など、あるゆる分野の人たちが一丸となって取り組めるSDGs。本白書はその日本における取り組みと日本独自の指標をまとめ、今後のSDGsの取り組みを加速させる一冊となる。
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電子版 ¥4,500 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥6,300 小売希望価格(税別)
発行日:2019/10/04
発行社:インプレスR&D
ページ数:204(印刷版)
ISBN:9784844378242
巻頭カラー
17のゴールからみる2019年の世界
インターネットの成長からSDGsへの貢献を考える
巻頭言「SDGs白書」刊行に寄せて
第1部 SDGsへの取り組み
1-1 SDGsの歩み
SDGsの歩みと日本の課題
1-2 ステークホルダー別動向
国連によるSDGsの普及活動
SDGインテグレーションを通じた新たな創造
SDGs達成に向けた日本の取り組み
地方自治体のSDGsへの取り組み
日本企業のSDGsへの取り組み
SDGs×科学技術イノベーション×人材育成による新たな価値創造
NGO・NPOのSDGsへの取り組み
ユース・若者のSDGsへの取り組み
メディアのSDGsへの取り組み
1-3 研究活動/話題
ESG投資/SDGs金融の潮流
金融機関の取り組み
マイクロプラスチック汚染問題について
第2部 SDGsの指標
2-1 ゴール1の指標
2-2 ゴール2の指標
2-3 ゴール3の指標
2-4 ゴール4の指標
2-5 ゴール5の指標
2-6 ゴール6の指標
2-7 ゴール7の指標
2-8 ゴール8の指標
2-9 ゴール9の指標
2-10 ゴール10の指標
2-11 ゴール11の指標
2-12 ゴール12の指標
2-13 ゴール13の指標
2-14 ゴール14の指標
2-15 ゴール15の指標
2-16 ゴール16の指標
2-17 ゴール17の指標
慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボ(xSDG Laboratory, Keio Research Institute at SFC, Keio University)
慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボ(エックスSDG・ラボ、2017年10月1日設立)は、多様で複雑な社会における問題解決をSDGsという切り口で実現するためのトランスディシプリナリーな研究を実施し、出版物やウェブサイト、講演会などを通じて、積極的な成果発信を国内外に対して行うことを目的としている。学生および研究コミュニティーと連携しながら、企業や自治体との共同研究課題を中心に、産官学連携による活動を推進してきている。とくに、xSDG・ラボが推進する「xSDGコンソーシアム」(2018年6月設立)では、企業や自治体など、SDGsを取り巻くステークホルダーとのコラボレーションにより、SDGs目標達成へ向けた先進事例や優良事例を作り、また、SDGsに関することがらの標準化を通じたスケールアップを目指している。