書籍紹介
本書は中小企業がクラウドサービスを導入するにあたって、事前に考えなければいけないこと、具体的な導入の仕方とやってはいけないことを解説します。
近年のクラウドサービスは多くの種類があり、中身を一見して比較できない複雑なものがあふれかえっています。会計サービス、人事管理サービス、ドキュメント管理サービス、コミュニケーションサービス等々。これらのサービスは絶えず移り変わり、その時々によって最適な組み合わせが変わっています。場合によっては、クラウドサービス以外のサービスを選択することも考えなければなりません。
確かに、中小企業ごとの成功パターン、クラウドサービスの組み合わせは存在します。しかし、そのパターンが本当にあなたの会社に当てはまるとは限りませんし、1 年後にはその組み合わせは確実に変化しています。時代が進んでも最適な組み合わせでITシステムを構築・運用していくには、次々と現れる新しいサービスと廃れていくサービスをうまく組み合わせてプランニングしていく技術を身につけていく必要があります。
本書は、中小企業の経営者であり技術士(情報工学)である筆者が、中小企業がクラウド導入により効率的にIT化するためのノウハウを余すところなくお伝えします。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
発行日:2020/02/07
発行社:インプレスR&D
ページ数:140(印刷版)
ISBN:9784844378471
第1章 クラウドプランニングを始める前に
第2章 働き方改革×クラウド
第3章 事務手続き×クラウド
第4章 サブスクリプション×クラウド
第5章 AI×クラウド
第6章 モバイル×クラウド
第7章 ITサービスのインシデント事例
第8章 クラウドプランニング
第9章 クラウドプランニングの運用サイクル
第10章 システム領域ごとのおすすめITサービス
第11章 その他中小企業に便利なクラウドサービス
CCアーキテクト株式会社代表取締役専務。技術士(総合技術監理部門・情報工学部門)。認定情報技術者(CITP/IP3)。クラウドプランナー、コールセンターシステムコンサルタント。1978年生まれ。
明治大学理工学部卒業後、NECソフト株式会社(現NECソリューションイノベータ株式会社)に入社、29歳の時にコールセンターシステム・中小企業向けITシステム導入を専門としたシステム会社CCアーキテクト株式会社を友人と設立。
38歳の時に技術士(情報工学部門)、39歳の時に技術士(総合技術監理部門)となり、クラウドプランニング・IP電話等を専門とした専門家として活動中。