書籍紹介
多くの分野で使われている多種多様な機能性フィルムの特徴や加工法、市場動向まで、この分野のハイテク材料の技術動向の最新情報をわかりやすくまとめています。 機能性フィルムの現状と市場動向、将来の技術動向などを知りたい方、商品開発のヒントにしたい方、どんな会社がどんな製品をつくっているのかを知りたい方に最適の1冊です。
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電子版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,800 小売希望価格(税別)
発行日:2020/05/15
発行社:インプレスR&D
ページ数:314(印刷版)
ISBN:9784844378488
第1章 機能性フィルム市場とその展望
1-1 機能性フィルム(Specialty Film)とは
1-2 高機能フィルムの市場展望
第2章 様々な機能性フィルムとその用途・特徴
2-1 食品包装用バリアフィルムとポリ塩化ビニリデンコートフィルム
2-2 食品包装向けフィルムに求められるバリア機能
2-3 水蒸気バリアなどの鮮度保持用機能性フィルム
2-4 光学用偏光フィルム及び関連材料
2-5 位相差フィルム
2-6 表面構造制御による防眩フィルムの低ぎらつき化とその展開
2-7 形状異方性フィラーの垂直配向制御を用いた放熱シートの開発
2-8 加飾シートへの要求特性と開発動向
2-9 自動車向け樹脂ウインドウ用電子線硬化耐候ハードコート転写フィルム
2-10 剥離フィルム
2-11 リチウムイオン電池向け機能性フィルム
2-12 低炭素化時代に向けたエネルギー関連の機能性フィルム・シート
第3章 機能性付与のための素材・材料
3-1 ナノカーボンを用いた機能性フィルム
3-2 セルロースナノファイバー複合樹脂のフィルムへの適用事例
3-3 セルロースナノファイバーの機能性フィルムへの応用
3-4 ハードコート
3-5 塗料とインキ概論
3-6 ナノ粒子ハイブリッド型機能性UVハードコート
3-7 オレフィン樹脂と化学結合する新規プライマー材料
3-8 アクリル系粘着剤の偏光フィルム用途への応用
3-9 エマルション型粘着剤
3-10 車載向け樹脂カバー対応超厚膜光学用透明粘着剤の開発
3-11 非シリコーン系剥離剤
3-12 剥離フィルム関連材料
3-13 剥離コーティング剤
3-14 銀ナノワイヤー
3-15 自己修復コーティング剤
3-16 帯電防止コーティング剤
第4章 コンバーティング(装置・プロセス)とその技術
4-1 ウェブハンドリング技術
4-2 ウェットコーティング概説
4-3 加飾フィルム
4-4 ドライコーティング装置
4-5 枚葉ラミネート技術・装置
4-6 静電気力を利用した除塵装置BANDO MDECの開発と応用
4-7 自動通蒸機能付き電子レンジ対応パッケージの開発
第5章 機能性フィルムの評価・分析・解析
5-1 防眩加工されたディスプレイのぎらつき度合評価技術の開発
5-2 機能性フィルムの各種試験方法
2000年5月に創設され、発起人会5社による研究会の活動方針などの調査期間を経て2003年18社により活動を開始した異業種交流会。会員には、フィルムなどの基材メーカー、総合化学メーカー、エレクトロニクスメーカー、印刷メーカー、機能性素材メーカー、コンバーティング(受託加工)メーカー、コンバーティングに関わる各種装置・測定器メーカー、調査会社、商社、展示会等運営会社など民間企業の他、大学、官庁などの公的機関に所属される研究者、技術者、並びに長年研究会活動、運営に携わってこられた方々が参画され、会員数は159社となっている。(会員数は2020年4月1日現在)