書籍紹介
本書は、セキュリティコンテストCTFのジャンルの一つpwnableの解説書です。pwnableでは、サーバーで動いているプログラムのバッファオーバーフローなどの脆弱性を突いて、フラグを盗み出すことを目指します。CTFで他のジャンルの問題を解いている方でも、pwnableは前提となる知識が多く、取り掛かるのが難しいのではないでしょうか。本書では、Dockerで問題サーバーを動かして、初級・中級レベルの問題を実際に解きつつ、各種攻撃法を学ぶことができます。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
発行日:2020/12/18
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:142(印刷版)
ISBN:9784844379317
第1章 準備
第2章 login1(スタックバッファオーバーフロー1)
第3章 login2(スタックバッファオーバーフロー2)
第4章 login3(スタックバッファオーバーフロー3)
第5章 rot13(書式文字列攻撃)
第6章 birdcage(関数テーブルの書き換えによる攻撃)
第7章 strstr(double freeに対する攻撃)
第8章 strstrstr(チャンクの統合を利用した攻撃)
第9章 freefree(House of Orange)
第10章 freefree++(file stream oriented programming)
第11章 writefree(House of Corrosion)
第12章 shellsort(シェルコード)
草野 一彦
動画サイトの運営会社でバックエンドの動画配信サービスを開発しつつ、休日はCTFや競技プログラミングコンテストに参加。CTFの得意ジャンルはpwnableとcrypto。SECCON CTF 2012/2013/2017/2019で本戦出場を果たした。情報処理安全確保支援士。