書籍紹介

Linux Container Book

著者:加藤 泰文

コンテナの基本機能を理解する!

N01803

本書はLinuxカーネルに実装されているコンテナ関連の技術の中でも、Namespaceとネットワーク関連の機能についての解説書です。
Linuxにおける「コンテナ」は単一の機能として存在しているわけではありません。Linuxカーネルに実装されているさまざまな機能を組み合わせて「コンテナ」が作られます。コンテナで使われるさまざまな機能のうち、この本では「この機能があるからコンテナと呼べる」と言っても良い基本的な機能であるNamespaceと、コンテナのネットワークで使われる機能について解説します。
特定のコンテナランタイムを使うことなく、Linuxにインストールされている基本的なコマンドを使ってNamespaceとネットワーク機能をわかりやすく解説します。

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基本情報

発行日:2023/01/27
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:86(印刷版)
ISBN:9784295601760


目次

第1章 コンテナとは
第2章 コンテナのファイルシステム
第3章 Namespace(名前空間)
第4章 Mount Namespace
第5章 UTS Namespace
第6章 IPC Namespace
第7章 PID Namespace
第8章 Network Namespace
第9章 User Namespace
第10章 コンテナのネットワーク


著者紹介

加藤 泰文
2009年頃にLinuxカーネルのcgroup機能に興味を持ち、以来Linuxのコンテナ関連の最新情報を追う。2013年から続く勉強会「コンテナ型仮想化の情報交換会」の開催や、lxc-jpプロジェクトでLXC/LXD方面の翻訳を行う。日本発のLinuxディストリビューション「Plamo Linux」のメンテナ。