書籍紹介
Webアプリケーションの開発において、長らくJavaScript(JS)やTypeScript(TS)などのトランスパイル言語が主流でした。しかし、WebAssembly(Wasm)の出現により、WasmとJSのハイブリッド実行環境が新たな潮流として注目されています。この変化は、JSが完全にWasmに取って代わられるというものではなく、両者の組み合わせによる新しい可能性を示唆しています。
本書では、Wasmの特性を理解することで、なぜハイブリッドな実行環境が有効であるのか、そしてWasmをどのようなシチュエーションで活用すべきかが明らかにします。単に「Wasmの時代が来た」と主張するのではなく、Wasmの真の価値とその活用方法に焦点を当てています。
本書はWasmの適切な利用方法や、どの部分をWasmに置き換えるべきかのヒントを提供することで、読者がより効果的なWebアプリケーション開発を行えるようサポートする解説書です。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
発行日:2023/10/27
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:76(印刷版)
ISBN:9784295601982
第1章 WebAssemblyの概要
第2章 WebAssemblyの基本的な使い方
第3章 コンパイル言語からビルドする
第4章 WebAssemblyの活用
八木 明日香
ソフトウェアエンジニア。2017年よりアルバイト、2020年より会社員としてプログラミングに従事。ウェブシステムの設計から実装、運用、プロジェクト進行まで一通り経験し、クロスプラットフォームを模索していた際にWebAssemblyに出会う。