書籍紹介

DXの核をなすデータの価値を最大限に引き出す

著者:佐藤 恵一

データ活用サイクルの実現に向けた基礎を固め、協創への視座を得る

N02178

デジタルトランスフォーメーション(DX)の中核にあるのはデータです。実世界を反映するデータが持つ価値を最大限に引き出すことが、新たな事業やサービスの創出につながります。一方で、顧客情報などパーソナルデータについては、その扱い方に十分に配慮する必要があります。本書では、データの価値を最大限に引き出すための考え方や仕組みを解説します。 ※本書は経営課題や社会課題をデジタル技術を使って解決するDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みをテーマに事例や知見、関連サービスなどを届けるメディア『DIGITAL X(デジタルクロス)』に掲載された連載をまとめ、加筆・修正を加えたものです。

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基本情報

発行日:2024/11/29
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:44(印刷版)
ISBN:9784295603405


目次

1.データ活用のためのサイクルを確立する
2.データ活用サイクル・ステップ1:収集段階の取り組みと留意点
3.収集したパーソナルデータ/個人情報の適切な扱い方
4.データ活用サイクル・ステップ2:蓄積段階の取り組みと留意点
5.データ活用サイクル・ステップ3:データが出す価値
6.領域横断でのデータ活用サイクルの確立がデータの価値をさらに高める


著者紹介

佐藤 恵一
日立製作所 公共システム事業部 パブリックセーフティ推進本部 パブリックセーフティ第二部 部長。2000年日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社入社。2009年大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了。同年に秘匿情報管理サービス「匿名バンク」を事業化。産業・金融・公共・ヘルスケア分野に高セキュアなクラウドサービスを展開。2015年日立製作所へ転属、2024年4月1日より現職。現在は「匿名バンク」事業推進を主として、公的機関や民間企業向けのITコンサルティング業務などにも従事。情報処理安全確保支援士。一般社団法人遺伝情報取扱協会理事。博士(工学)。