書籍紹介
「人事施策を打っているのに、なぜ成果につながらないのか?」 「現場感覚だけで意思決定していて、本当に大丈夫なのか?」 そんな悩みを抱える企業が増えています。本書は、“勘と経験”に頼った人事から脱却し、研究知とデータを活用しながら組織課題を解決していく「エビデンスベース人事」の実践方法を解説した1冊です。 本書で扱うのは、単なる分析手法ではありません。重要なのは、「何を課題として捉えるのか」「どんな問いを立てるのか」「どのような仮説を立て、検証していくのか」という、組織分析の設計そのものです。 本書では、研究者と企業が共創しながら組織課題に向き合うプロセスをベースに、課題設定、問いのデザイン、仮説構築、定量分析、定性分析、示唆の抽出、施策実行までを体系的に解説。さらに、実際の組織分析事例も交えながら、現場でどのように活用していくのかを具体的に紹介します。 また、アンケートや人事データを用いた定量分析だけでなく、インタビューなどを活用した定性分析の重要性についても解説。データだけでは見えない「現場の声」をどのように読み解くかにも踏み込みます。 人的資本経営、ピープルアナリティクス、エンゲージメント向上など、人と組織への投資が求められる時代だからこそ必要になる、“人事を科学する視点”。人事担当者、経営者、マネージャー、組織開発に携わるすべての人に向けた、組織分析実践の入門書です。
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電子版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,500 小売希望価格(税別)
発行日:2026/06/26
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:114(印刷版)
ISBN:9784295605591
序章:なぜ今、この本が必要なのか
第1章:組織分析の基本フレームワーク
第2章:定性調査と定量分析の統合アプローチ
第3章:エンゲージメント分析と施策設計
第4章:退職要因の特定と防止策
第5章:採用・育成・人的資本の分析事例
第6章:研究者と企業が協働する意味
第7章:エビデンスベース人事の未来
佐藤優介
一般社団法人HR Buddy研究所 代表理事
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特任講師
博士(システムデザイン・マネジメント学)
アクセンチュア株式会社に新卒入社し、戦略コンサルティング部門に所属。主に金融機関向けの戦略立案等に参画。その後1年間の育児休暇取得を経て人事部へ異動し、新卒採用責任者、人事戦略等を担当。
退職後、慶應義塾大学大学院にて特任助教に就任。博士号を取得後、特任講師に昇格。現在は一般社団法人HR Buddy研究所の代表理事も務め、企業とアカデミアの協働を目指して複数の共同研究プロジェクトに従事している。
甲谷勇平
一般社団法人HR Buddy研究所 主任研究員
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 博士後期課程
修士(システムデザイン・マネジメント学)
慶應義塾大学体育会バスケットボール部の主将を務め、環境情報学部卒業後、自身の経験から「チームの心理的安全性」を研究テーマにシステムデザイン・マネジメント研究科博士前期(修士)課程に進学。「組織と個人の相互作用」に着目し、博士後期課程では心理的安全性とメンタルヘルスの関連を探究し、HR Buddyでは組織と個人の態度変容を中心に探究を進めている。
羽生琢哉
一般社団法人HR Buddy研究所 主任研究員
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 特任講師
株式会社人としての器 代表取締役
博士(システムデザイン・マネジメント学)
人事分野の専門誌「労政時報」の編集者を経て、慶應義塾大学大学院博士課程を修了。組織心理学を中心テーマに、企業との共同研究に従事。筑波大学働く人への心理支援開発研究センター研究員を兼任。2021年に「人としての器」に関する研究プロジェクトを開始以降、研究チームを結成して「人としての器」に関する情報を発信。国家資格キャリアコンサルタント。