書籍紹介
「花子とアン」のふるさとを散策しませんか? 地元生まれの妻を持つ書評家が夫婦で語り歩く、馬込文士村・今昔物語! 平均視聴率22.6%と、過去10年間の最高視聴率を記録するなど、幅広い人気を獲得したNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。主人公・安東はなと友人たちの友情物語としての人気もさることながら、登場人物それぞれの「夫婦物語」として、視聴者の深い感動を呼びました。 著者の一人・佐山真理子は、このドラマの舞台である東京・大田区の「馬込文士村」界隈が生まれ故郷。本書は、同じく地元出身である書評家・作家の佐山一郎が、妻とともに「馬込文士村」を探訪。このエリアに多数存在する文士たちの足跡を、「花子とアン」ファンの視線で辿ります。 各章末には「花子とアン」と馬込文士村に関わる人物25名の詳細解説を収録。街歩きに役立つ「散策マップ」や関連書籍の紹介、このエリアのグルメガイドも収録。街と本そしてグルメを通じて「花子のアン」のふるさとの過去と現在を紹介する、「花子とアン」ファンのための街歩きガイドです。 さらに詳しい情報はこちらからどうぞ。
続きを読む
短くする
電子版 ¥850 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥1,400 小売希望価格(税別)
発行日:2014/10/29
発行社:インプレスR&D
ページ数:130(印刷版)
ISBN:9784844396536
一の章 ドラマ『花子とアン』の魅力を語り尽くす
・朝ドラ〝重症〟マニアが見た『花アン』の魅力
・あえて疑問点をさがすと……
・韓流演出をうまく咀嚼した中園脚本
(人名解説)村岡花子/柳原燁子=百蓮/片山廣子/吉高由里子/中園ミホ/村岡恵理
二の章 三島由紀夫はなぜ、馬込に居を構えたのか?
・環七は「谷中通り」だった
・自決の日、馬込界隈にて
・意外と付き合いの良かった三島
・女優・長岡輝子と三島由紀夫をつなぐ記憶
・馬込文士村のランドマーク
(人名解説)三島由紀夫/近藤富枝/長岡輝子/池部良
三の章 大人の遠足気分で、文学のパワースポットへGO!
・文士と「文士劇」
・まずはJR大森駅からスタート!
・臼田坂、そして室生犀星
・宇野千代の面影を辿る
・ジャーマン通りと、尾崎士郎記念館
(人名解説)尾崎士郎/宇野千代/関口良雄/室生犀星/萩原朔太郎/廣津和郎/川端康成/子母澤寛/倉田百三/徳富蘇峰/山本周五郎/日夏耿之介/城左門(昌幸)
四の章 文学散歩に疲れたら――大森・馬込の飲食、今昔比較
・定番の中華料理なら『京華飯店』
・『矢澤豆腐店』で犀星ゆかりの〝がんもどき〟をお持ち帰り
・『パティスリー稲垣』で赤毛のアンを思い出す
・西馬込駅からなら『御菓子司 わたなべ本店』へ
(人名解説)間宮茂輔/北原白秋