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書籍紹介

内部不正対策 14の論点

編者:特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA) 組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応ワーキンクグループ

働く人間による不正や事故を抑える職場環境と組織文化をどう作るか? 11人の研究者・実務家による14の論考を収録

N00215

情報漏えいや不正経理など、組織内の不正・事故への対策は、すべての企業にとって大きな課題となっていますが、対症療法的な取り組みだけでこれを止めることはできません。本書は、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)「組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応」ワーキンググループのメンバーを中心とする11人が、様々な内部不正対策とその背景となる考え方を持ち寄ってまとめたものです。情報セキュリティのシステムのみならず、環境犯罪学、組織論、世間学など幅広い観点で解説しており、犯罪予防理論はもちろんのこと、統計、ガイドライン、具体的なソリュ―ションまで掲載しています。内部統制の解説書などではわからない、日本独自の組織文化を考慮したセキュリティ対策の本質を、この一冊で学ぶことができます。

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基本情報

発行日:2015/05/22
発行社:インプレスR&D
ページ数:232(印刷版)
ISBN:9784802090056


目次

第1部 セキュリティの本質
 セキュリティが守るべきもの

第2部 情報セキュリティ
 内部不正はセキュリティ製品で防げるか
 内部不正と情報漏えい対策
 情報セキュリティ事件にみる温故知新
 情報漏えいの事後処理

第3部 組織行動と社会規範
 職場環境の整備で防ぐ内部不正
 「内部不正防止ガイドライン」を活用した組織横断的対策
 内部不正から企業を守る法制度
 内部不正の原因と対策に関する考察
 個人情報保護と営業秘密管理の動向

第4部 人の意識と組織文化
 環境犯罪学からのアプローチ
 内部不正抑制に応用できる犯罪理論
 状況的犯罪予防論による内部不正・事故抑制手法
 組織文化に基づいた内部不正・事故抑制手法