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書籍紹介

ベルウッドの軌跡

著者:奥 和宏

大瀧詠一、細野晴臣、あがた森魚、鈴木慶一、高田渡、加川良、西岡恭 蔵、小室等……。輝かしい才能が集った70年代の音楽制作現場!

N00335

 ベルウッド・レコードは、キングレコードの社内レーベルのような形で、1972年に発足しました。現在では数多く存在するインディーズ・レーベルのさきがけとも言え、短い期間ではありましたが、ユニークなフォーク、ロック系のアーティストのアルバムをリリースし続けました(現存するベルウッド・レコードは、2000年代になって新たに活動を再開したものです)。  主なアーティストとしては、高田渡、小室等、あがた森魚、大瀧詠一、細野晴臣、鈴木慶一、遠藤賢司などが在籍。そして、ベルウッドで活躍したミュージシャンの中には、その後も日本の音楽シーンを牽引し続けている方々も多数おります。  本書では、独特の香りを放つ上記の主なミュージシャンの作品群や活動をドキュメントタッチで追い、このレーベル歩みやの業界にもたらした大きな功績を語ります。

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基本情報

発行日:2015/12/11
発行社:インプレスR&D
ページ数:252(印刷版)
ISBN:9784802090537


目次

はじめに

01 異色の新入社員
02 2つの大きな出会い――1970年フォーク・ジャンボリー
03 はっぴいえんどとの日々
04 たいまつの炎に囲まれて――1971年フォーク・ジャンボリー
05 出発のとき
06 ベルウッド発足
07 さよならだけが人生ならば――六文銭
08 飄々と生きた漂泊のシンガー――高田渡
09 ロサンゼルスの邂逅――はっぴいえんど
10 希代のコンセプト・メーカー――あがた森魚
11 ベルウッドを脇で支えた男たち――はちみつぱい
12 関西フォークの拠点とその周辺――ザ・ディランⅡ/西岡恭蔵
13 満を持してやってきたスーパースター――加川良
14 パンドラの希望――その他のアーティスト(74年以前)
15 わが心のヤスガーズ・ファーム――春一番
16 雑司が谷の一夜の幻想――ホーボーズ・コンサート
17 三浦光紀の決断
18 炎の最後のきらめき――三浦光紀以降のベルウッド
19 ベルウッドふたたび

付録01 ベルウッド関連年表
付録02 ベルウッドレコード アルバムリスト
付録03 主な参考資料


著者紹介

 東京生まれ。プログラマー、編集者を経てフリーランスのライターに。欧米のルーツ・ミュージックやロックの紹介、楽器の解説などの記事を、音楽誌を中心に発表している。著書に『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』(音楽之友社)、『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』(アルテスパブリッシング)、『証言! 日本のロック’70s Vol.1、2』(同、共著・脚注担当)、『デジタル・ミュージック読本』(技術評論社)、『サウンドツール大全集』(インプレス)などがある。