書籍紹介
本書は、薬剤師である著者が、自分の体調管理を自分でできるようになるための知識と方法をわかりやすく解説した一冊です。仕事に影響するような病気や不調に対して、どんな医薬品や医療サービスをどう使えばいいのか、具体的な例やアドバイスが満載です。また、マネージャーやチームリーダーとして、部下や同僚の健康管理にも貢献できるようになります。
この本では、以下のような内容が紹介されています。
・身近な医薬品の効果と副作用:市販薬や処方薬の種類や特徴、適切な服用方法や注意点などを詳しく説明します。
医療サービスの活用法:病院や薬局、健康診断などの医療サービスをどんなときにどう利用すれば効果的か、コツやポイントをお伝えします。
・薬局零売(れいばい)のメリット:医療用医薬品を薬局で購入できる「薬局零売」という制度について、そのメリットや対象となる医薬品、利用方法などを具体的に紹介します。まだ知られていない方も多いかと思いますが、著者の勤務先ではこの制度を積極的に取り入れており、その実践例もご紹介します。
本書により、ビジネスパーソンとして必要なセルフメディケーションの基礎が身につき、自分の健康は自分で守ることができます。ぜひ一度お手にとってみてください。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
発行日:2023/06/09
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:114(印刷版)
ISBN:9784295601173
第1章 医薬品についての基礎知識
第2章 病院に行くか、薬局に行くか
第3章 ドラッグストアに売っている医薬品の選び方
第4章 処方せんが不要な病院の薬
第5章 病院にかかるときの注意点
第6章 健康診断で「兆し」を知る
第7章 倒れたら困る立場の方が知るべき7つのチェック項目
片山 陸(かたやま りく)
薬局ガレリア(株式会社ファシネイション)代表。2013年東京理科大学卒。医療系コンサルタントを経て、調剤薬局の薬剤師に転職。管理業務の煩雑さにITでの効率化が必要と感じ、そのための技術研鑽が嵩じて医療系IT企業のソフトウェア開発者に転じる。しかし薬剤師という職業のやりがいを再確認し、薬剤師として生きるために薬局を継承し、現在に至る。現職では一部の医療用医薬品を処方せんなしで購入できる「薬局零売」をはじめ、前例が少なくても多くの人に有用と見込んだ試みに取り組んでいる。そこで得た知見を共有し広めるために、研究発表や執筆活動を行っている。