書籍紹介
関数型プログラミングへの関心が高まる中、多くのプログラミング言語がその核心的な概念を採用しています。この流れを受け、本書ではOCamlという関数型プログラミング言語を通じて、関数型プログラミングの基礎及びその応用について詳しく解説します。
OCamlは、その直感的な文法と高度な抽象化機能を備え、複雑なアプリケーションの開発に適しています。「OCamlとは何か?」「実際に使い物になるのか?」と疑問を持つかもしれませんが、OCamlの学習は関数型プログラミングの理解を深め、さまざまな言語でのプログラミングスキルの向上につながります。
OCamlで学ぶことにより、プログラミングの基本的な概念を習得し、他言語にも適用可能なプログラミング技術を手に入れることができるでしょう。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,000 小売希望価格(税別)
発行日:2024/02/23
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:130(印刷版)
ISBN:9784295602262
第1章 はじめに
第2章 基本的なデータと型
第3章 変数と関数
第4章 条件分岐
第5章 データと型とパターンマッチ
第6章 再帰
第7章 関数の引数
第8章 その他のデータと型
第9章 木構造とアルゴリズム
第10章 エラーハンドリング
第11章 モジュールとファイル分割
川井 俊輝
学生のときOCamlに出会い、関数型プログラミングの魅力に気づいた。特にOCamlのシンプル且つ必要に応じてオブジェクト志向プログラミングも可能である点が良く、これまでのプログラミングスタイルに加えて近年注目されている関数型プログラミングの技法も学習可能だと考えOCamlベースで情報を発信している。現在はさくらインターネットに所属し、内部の情報共有の場でこれらの情報を発信している。