書籍紹介
情報処理学会の一般情報教育委員会メンバーが、大学の一般情報教育について広く認知されることを目的として進めた調査研究活動を書籍化。本書では各大学で実施された情報プレースメントテストシステムの分析結果を解説し、メンバーそれぞれが一般情報教育の在り方について提言しています。
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電子版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
発行日:2022/03/04
ページ数:170(印刷版)
ISBN:9784764960374
第1章 これまでの科研費の活動
1.1 コンピュータサイエンスと一般情報教育
1.2 前々回の科研費における調査研究活動
1.3 前回の科研費における調査研究活動
1.4 【補記】今回の科研費について
第2章 一般情報教育知識空間の構築と探索
2.1 一般情報教育知識空間の構築と探索
2.2 一般情報教育の知識体系と知識空間
2.3 一般情報教育知識空間の探索
2.4 情報プレースメントテストの分析
2.5 情報プレースメントテストの改訂
2.6 一般情報教育の今後に向けて
第3章 一般情報教育の教科書の検討と制作について
3.1 教科書の検討
3.2 教科書の制作工程
3.3 教科書の内容と特徴
3.4 教科書に関する活動
第4章 2020年度情報プレースメントテスト実施大学の結果分析
4.1 IPT の実施方法
4.2 集計データを分析するにあたって
4.3 問題領域の出題数
4.4 試験実施グループに関するデータ
4.5 領域ごとの分析
4.6 領域ごとの正答率
4.7 まとめ
第5章 大学新入生の情報に関する知識・スキルの習得状況と一般情報教育の検討
5.1 はじめに
5.2 IPT 実施概要
5.3 IPTS アンケートの分析結果
5.4 IPTS テストの分析結果
5.5 一般情報教育の将来構想に関する一考察
5.6 おわりに
第6章 オンライン授業における情報プレースメントテストの活用
6.1 オンライン授業を支えるための組織
6.2 獨協大学における情報プレースメントテストの実施結果
6.3 コロナ禍における獨協大学経済学部の遠隔授業に関する取り組みについて
第7章 教員養成課程における情報教育の現状と一般情報教育の検討
7.1 はじめに
7.2 教員養成課程の現状
7.3 教員養成課程における一般情報教育調査
7.4 教員養成課程における一般情報教育
第8章 高校情報科の課題と大学情報教育の在り方
8.1 わが国の情報教育の歴史
8.2 中学高校における情報教育の実情と課題
8.3 大学における情報教育の在り方
第9章 一般情報教育と学士課程教育の融合
9.1 情報教育の目標
9.2 広島文教大学における情報環境と情報教育のカリキュラム
9.3 広島文教大学での情報プレースメント実施結果
9.4 学士課程教育における一般情報教育
第1章 河村 一樹(かわむら かずき) 東京国際大学商学部教授
第2章 稲垣 知宏(いながき ともひろ) 広島大学情報メディア教育研究センター教授
第3章 高橋 尚子(たかはし なおこ) 國學院大學経済学部教授
第4章 中鉢 直宏(ちゅうばち なおひろ) 高崎商科大学商学部講師
第5章 徳野 淳子(とくの じゅんこ) 福井県立大学学術教養センター准教授
第6章 立田 ルミ(たつた るみ) 獨協大学経済学部非常勤講師
第6章 李 凱(り がい) 獨協大学経済学部経営学科准教授
第6章 堀江 郁美(ほりえ いくみ) 獨協大学経済学部教授
第7章 山際 基(やまぎわ もとい) 山梨大学大学院総合研究部教育学域准教授
第8章 小泉 力一(こいずみ りきいち) 環太平洋大学次世代教育学部教授/次世代情報センター・センター長
第9章 庄 ゆかり(しょう ゆかり) 広島文教大学教育学部准教授
第9章 和上 順子(わがみ じゅんこ) 広島文教大学人間科学部グローバルコミュニケーション学科講師