書籍紹介
本書は主にMicrosoft Officeで使用されているファイルフォーマット「Office Open XML(OOXML)を取り扱うための基本的な情報をまとめ、かつさらに深い情報への道筋を案内するための技術ガイドです。本書を読むことで、どこに公式の資料があり、どんな情報を知ることができるのかを掴むことができます。さらに、公式の仕様書を読むだけでは理解しづらい部分を重点に解説しています。
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電子版 ¥1,800 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥2,200 小売希望価格(税別)
発行日:2019/11/01
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:194(印刷版)
ISBN:9784844378235
第1章 Office Open XMLとは
1.1. 概要
1.2. 仕様の種類について
1.3. 仕様の構成について
1.4. 仕様書の入手
1.5. 仕様書アーカイブの内容
1.6. 入門的な情報
1.7. 互換ソフトは難しい?
第2章 導入(HelloWorld)
2.1. 最小構成のWordprocessingML
2.2. 最小構成のSpreadsheetML
2.3. 最小構成のPresentationML
第3章 基本構造
3.1 構成パーツと関係性
3.2. ファイル構成
3.3. 名前空間について
第4章 文章(WordprocessingML)
4.1. フォント
4.2. 書字方向
4.3. 段落番号・箇条書き
4.4. インデント(字下げ・ぶら下げ)
4.5. スタイル
4.6. WordprocessingMLにおける描画
第5章 描画(DrawingML)
5.1. 単位と特殊な数値の扱い
5.2. テーマ
5.3. 図形(Shape)
第6章 互換性と拡張性
6.1. 仕様の定義と情報
6.2. 無視できる機能
6.3. 互換性と拡張性
自動車業界でエンジニアをしているが、プライベートの技術系活動は気の向くままで本業とは無関係。近年はQtを用いたアプリ作成や関連技術書を執筆しており、自著の電子書籍化のためにWordからEPUBに変換するツール「LeME」を作成する。皆さんにはOffice Open XMLと上手に付き合ってほしいと思う。