書籍紹介
本書は、Unityの命令の詳細解説と要点を押さえた機能別サンプルスクリプトからなるCookbookです。主にUnityの機能をスクリプトで操作する方法を解説しています。 本書の主な特色を次に示します。 (1) 命令に関する汎化した書式と具体的事例の提示: すべての命令の解説において、汎化した書式を示し、それに対して具体的で要点が理解しやすいスクリプトの例示を対応させ、詳細に解説しています。リファレンスとしても利用可能です。 (2) 最新でやや高度な機能に関する解説: 自作ゲームには導入したい機能でありながら、入門書ではあまり扱っていない、最新でやや高度な機能を精選し、詳細に解説しています。 例)布地(クロス)のシミュレーション、アニメーションのブレンドツリー、コルーチン、モバイル端末のセンサー、Cinemachineによるカメラ操作、ゲームデータJSON形式の扱いなど (3) ベクトルの知識とゲームへの適用例に関する解説: ゲームオブジェクトを操作するスクリプトを記述するには、ベクトルの理解が不可欠です。本書では、Unityの座標系、ベクトルの基礎、クォータニオン、ベクトル演算について、ゲームでの適用例と共に解説しています。また、サンプルスクリプト内においても、ベクトルを適切に使用しています。 (4) プログラミング作法に従ったスクリプト: マジックナンバーの回避、ガード節の適切な利用など、プログラミング作法に留意して作成したサンプルスクリプトを提示しています。
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電子版 ¥3,000 小売希望価格(税別)
印刷版 ¥3,800 小売希望価格(税別)
発行日:2020/11/06
発行社:インプレスR&D
ページ数:390(印刷版)
ISBN:9784844379256
第1章 スクリプト作成のための準備を行う
第2章 Unityの座標系とベクトルを理解する
第3章 ゲームオブジェクトを自在に操作する
第4章 入力機器で操作する
第5章 ユーザーインターフェイスを使う
第6章 物理的力を使う
第7章 アニメーション機能を使う
第8章 サウンド効果と視覚効果を使う
第9章 コルーチンを使う
第10章 モバイル端末のセンサーを使う
第11章ゲームの世界を管理する
多田 憲孝(ただ のりたか)
新潟工業短期大学教授、大阪国際大学教授を経て、現在プログラミングスクール「Wonder Processor」代表。大阪国際大学名誉教授。1972年よりFortran言語でプログラミングを始める。振動解析、エキスパートシステム、スポーツ工学分野の運動解析などの研究に従事。スキーの回転運動の数値解析を基に、VRを利用したスキーシミュレーターやARを利用したスキー指導システムを開発。VR/ARシステムの開発では、OpenGL, Unityを使用。大学では、情報関連の講義および演習を担当。
★1.2.4「アセットストアの利用」
Unity Asset Store から「Standard Assets」をダウンロード&インストールするように記されていますが、2023 年以降当該アセットが利用できない状況となっております。そのため、代替手段として、次の作業を行ってください。
https://nextpublishing.jp/wp-content/uploads/2023/09/9784844379256.pdf