書籍紹介

Processingではじめるゲームプログラミング

著者:大橋 裕太郎

大学の授業で数年間教材として使用、何度も修正を重ね 難易度も調整、つまづきやすい箇所を図を交えながら丁寧に解説

N01959

本書は、ゲームを作りながらプログラミングについて学び、プログラミングを学びながらゲームを作ります。つまり、「プログラミング」と「ゲーム制作」を分けずに同時に学んでいきます。
制作するゲームは、ルーレット、スロットマシン、三目並べ、ナンバープレイス、マインスイーパ、オセロといったパズルゲームとブロック崩しです。どのゲームもシンプルでありながらそれぞれに奥深さがあり、楽しみながら作り、プレイし、学習を進められるのではないかと思います。
この本でゲーム制作に使うのがProcessingです。Processingはマサチューセッツ工科大学(MIT)で開発されたプログラミング言語であり、同時に統合開発環境でもあります。統合開発環境とは、ソフトウェア開発に必要なものがまとまって利用できる環境のことです。Processingは、Javaという世界的に広く利用されているプログラミング言語をもとに視覚的な表現をしやすく作られているため、プログラミングの学習やゲーム作りに適しています。Processingに影響を受けたシステムやプロジェクトも数多く存在し、Processingを通じたコミュニティが世界中に存在するため、その後の学習にもスムースにつなげられることでしょう。
本書は、プログラミングを始めたい方や、プログラミングの基本は学習したけれど、ゲームなど具体的なものを作ってみたいという方向けに書かれています。また自分で考えながら工夫して、楽しみながらプログラミングを進められるような構成にしています。

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基本情報

発行日:2024/06/21
発行社:インプレス NextPublishing
ページ数:264(印刷版)
ISBN:9784295603108


目次

第1章 基本編
第2章 ルーレットとスロットマシン
第3章 三目並べ(◯×ゲーム)
第4章 不等号ナンプレ(5×5)
第5章 ナンプレ(9×9)
第6章 マインスイーパ
第7章 リバーシ
第8章 ブロック崩し

付録
スタースイーパ オブジェクト指向版
ライブラリを使う
アプリケーションとして保存する


著者紹介

大橋 裕太郎(おおはし ゆうたろう)
芝浦工業大学 工学部 情報・通信工学課程 情報通信コース教授。「教育と学習を支える道具を情報学の視点から設計する」というテーマのもと、プログラミングを取り入れた情報・メディア教育のカリキュラムや、情報・メディア教育を支援する教材開発、学習環境デザインに関する研究をおこなっている。情報処理工学教育分野における教育研究手法の提案で2021年度日本工学教育協会工学教育賞(奨励部門)受賞、学生たちによる情報教育支援実践「情報ボランティア」の活動でキッズデザイン協議会2018年度(第12回)キッズデザイン賞受賞など。