2016年4月14日21時26分〜16日0時頃
熊本地震の発生を知り、すぐさま家族の安否を確認。避難所に入った両親の救援のため急ぎ熊本へ行くことに。
両親はいつも、一階の増築した部屋にベッドで寝ていました。ここは二階部分がありません。その部屋は14畳ほどに広く、あまり物を置かないようにしていたので、ほかの部屋に比べるといい状態でした。服や小物は散乱していましたが、大物は棚が一本倒れているだけでした。
地震が起きたのは夜の9時26分ですが、よくぞこの時間に寝ていてくれたと感謝しました。もし起きていたら居間にいたはずなので、家具の転倒に巻き込まれたに違いありません。
実は、倒れていた一本の棚の上には40インチのテレビが置いてありました。危ないから低いところに置いたほうがいいと言ったのですが、ベッドから見るのにこのほうが見やすいと言うので、私が棚にネジで固定していたものでした。写真はないのですが、テレビは棚に固定されたままでベッドの脇に倒れていました。もし固定していなかったら、ベッドに飛び込んだかもしれない位置でした。よかった。
もう電気も来ていることだし、余震はあるかもしれないけど震度7に耐えた家なので大丈夫だろうと思い、私も両親が使っていたベッドで寝ることにしました。
懐中電灯と靴を手元に用意し、外に出るルートも確認していました。でもこのときは、あくまで余震であり、震度6くらいまでは想像していたのですが、まさかそれ以上のことになるとは頭の中にはまったくありませんでした。
寝たのは、0時ごろだったでしょうか。