4月16日1時25分〜朝
損傷を受けた実家に一人で泊まり、予期しない震度7の「本震」に遭遇してしまった。二度目の大地震で事態は一変した。ここでは、震度7の地震の恐ろしさをお伝えする。
それで外に出ました。出てみると、そこは一面真っ赤。赤かったのは、火事ではなく緊急車両のランプです。うちの実家は役場のすぐそばにあるのですが、役場の周りには昨夜の地震(前震)の対応のためすでに数十台の緊急車両が集結していて、それが一斉に稼働し始めていたのです。
少し道を歩いてみると、倒壊し軒先が道路に突き出している家がありました。大変なことになったと思いました。
緊急車両は県内だけでなく、九州各県から駆けつけてくれていました。宮崎ナンバー、福岡ナンバーなどの車を見ると、胸が熱くなりました。
緊急車両の列を見て、自分の出番はない(というより出なくてもいい)と思い、(内心ほっとして)家に戻りました。そして、今度は靴を履いたまま寝ました。