前回は地震の後に引き続いて起きた出来事について書いたが、今回はさらにその後の2016年10月から12月に起こった出来事を記録する。(地震では家屋や建造物の被害に注目が集まるが、その影響からその後に身に降りかかる災難もまた未体験で想像を超えていた。私事ながら、あまり報道されていない面もあるので、皆様の参考になればと思う)
葬儀が終わったと思ったら、次は仮設住宅での生活環境を整えなければなりません。父の予期せぬ他界で歯車が狂ってしまい、目まぐるしい環境変化が襲ってきます。
うちがもらえたのは、益城町で一番大きな仮設住宅だったことを前に書きました。当時は、実家から距離があったので残念に思っていたのですが、現実は逆で、最大仮設住宅だったことでその後のいろいろな恩恵を受けることができました。
まず、スーパーマーケットのイオンができていました。大き目のコンビニくらいですが、生活に必要なものは一通り揃えてあり、車の運転ができない母にはとてもありがたいことです。ちなみに、他の仮設住宅にはなく、ここだけでした。
その他、ラーメン屋さん、居酒屋さんなどもできていました。
バス停もできていました。シャトルバスが実家のある木山まで無料で運行しています。ありがたいことです。でも、熊本市街への幹線道路はまだバスは通れません。
収納が少なかったので、ホームセンターで物置を買ってきて設置しました。
壁に釘を打ってはいけないという規則とのことで、ネジ式のハンガーかけをつけました(次の借主が居るわけではないので、釘くらい打たせてくれればいいのにと思った)。
ここの施設は充実していて、ブロックごとに集会所があります。ここでは、相談ごとや趣味の集会などが行われているそうです。
仮設全体には1つの大きな集会所があります。ここは、著名人の慰問など大きなイベントの際に使われているようです。