そして今

〜5月25日
両親に移転してもらい、どうにか一段落。だが、災難は続いている。ここでは、震災が及ぼした影響と、公的支援の状況などについてお伝えする。

●二次災難

移転先で入院に

 姪の家に移転した両親ですが、二次災難とも言えるいろいろな問題が発生しています。

 父は、避難所暮らしがたたったのか、腰痛が出て、ベッドから起き上がれなくなってしまいました。すぐ病院に連れていったところ、神経が背骨に触っているとのことで入院になってしまいました。リハビリに1カ月ほど要するそうで、現在も入院中です。

 また母は、ある病気の今後の治療の相談を病院とする予定だったのですが、それがちょうど前震の日で、叶いませんでした。その後は病院となかなか連絡が取れなかったのですが、やっと連絡が取れ、移転先の適当な病院に移管されることになりました。しかし、新しい病院ゆえに勝手がわからず、不安な日々を過ごしています。


 震災による災難は、その後も続くとは聞いていましたが、その通りでした。地震は家を奪うだけでなく、その人の生きている環境も奪ってしまいます。早く、落ち着ける環境を取り戻してあげたいと思っています。