4月16日朝〜19日
救援に来たつもりが、何と、自分も避難者になってしまった。ここでは、本震後の避難所生活の様子をお伝えする。
ミナテラスの職員は、日ごろからの正規の職員と役場から支援に来た方々とのことでした。
忙しい中、いろいろお話をしていただきました。ここは、通常は役場の管轄で動いているそうですが、今回の地震で役場の機能が停止し連絡が取れない状況にあり、独自での運営を余儀なくされているとのことでした。
さらに、隣の総合体育館は民間の運営になっていて、そちらとの情報交換もむずかしい状況とのことでした。確かに、隣には新聞が来ているのに、こちらにはその連絡もなく、誰かが気づいて持って来るような状況でした。自衛隊の炊き出しも体育館の前で行われていたので、すぐにはわからず、かなり並ばされたこともありました。
そんな中で、職員の方々はいろいろな工夫をして、できるだけのサービス提供をしようとされていました。ほかで書いた、ペットボトルの再利用、トイレの貼り紙、列のクラス分けなどは職員の方の工夫だったと思います。
おそらく、ご自分の家や家族も被害を受けられていると思いますが、朝は避難者より早くから、夜は最後まで献身的に仕事をされていました。私が夜トイレに行ったとき、机に寝崩れておられるのを見て、頭が下がりました。
ありがとうございました。