避難所生活

4月16日朝〜19日
救援に来たつもりが、何と、自分も避難者になってしまった。ここでは、本震後の避難所生活の様子をお伝えする。

●食事

おにぎりは万能非常食

 避難所では、一日3食ともに配給がありました。

 朝はおにぎりやパン、昼はおにぎりや焼きそば、夜はおにぎりやカレーなどです。やはり、おにぎりが大活躍でした。

 ただ、食品によっては人数分ないこともあり、配給の予定時間の知らせがあると列ができ始め、多いときには1時間以上も並ばなければならないこともありました。

 高齢者や体の不自由な方も並ばれていて、大変だなあと思っていたら、そのうち高齢者や子供を優先して配給するなどの対応で、列は短くなっていきました。職員の方の工夫だったと思いますが、心身共に疲れている被災者に、さらに食事のために並ばせるのは本末転倒なので、とてもいい対応だと思いました。

 ちなみに、3食以外にもお菓子や果物が配給されることもありました。大量のバナナが提供されたことがあったのですが、バナナはおいしく、食べやすく、取り扱いがしやすいので、とてもいい非常食だと思いました。