避難所生活

4月16日朝〜19日
救援に来たつもりが、何と、自分も避難者になってしまった。ここでは、本震後の避難所生活の様子をお伝えする。

●赤十字

 18日には赤十字が来てくれました。風船のように空気で膨らませて、仮設病院があっと言う間にできました。5分程だったでしょうか。毎日何人かが救急車で運ばれていたので、心強い味方です。私が居た最後の朝(20日)には、立派な設備が構築されていました。

 実際に、父が夜トイレに行った際に転んでしまい、足に怪我をしてしまいました。傷は小さなものだったのですが、骨や筋に影響があるとまずいと思い、出来立ての赤十字病院で見てもらいました。中に入ると、たくさんの県外からのスタッフがおられ、早く、かつ丁寧に診察していただけました。

 結果は、「おそらく擦り傷だけで他は大丈夫でしょう」ということでした。「明日にはレントゲンが入るので、心配なら明日に来てください」、と言われました。特に痛みはなさそうだったので、お世話にはなりませんでしたが、レントゲン車まで来てくれるとは驚きました。