4月16日朝〜19日
救援に来たつもりが、何と、自分も避難者になってしまった。ここでは、本震後の避難所生活の様子をお伝えする。
報道の通り、今回の地震では余震が収まりません。しょっちゅう揺れているという感じで、本震後2~3日は強い(震度5以上?)のも何回かありました。そんなときはコンクリート作りの避難所も屋根がきしみ、みな外に飛び出すという状況で、中にはちょっとした揺れでも飛び出す人がいて、恐怖症になっておられるようでした。
そんな中、「30分後に、大きな地震が来るので外に出たほうがいい」と、係の人が言っているという話が避難所に広がりました。そんなことわかるはずがないと知っていたのでデマだと言ったのですが、多勢に無勢、両親も含めてみんなが外に出始めたので、しかたなく自分も付いていきました。
もちろん30分後には地震は来なかったのですが、不安があるときは間違った情報でもこういう風にみなが動いてしまうので、情報管理はしっかりしておかないと、場合によっては怖いことになると思いました。