5月3日〜7日
ゴールデンウィークに再び帰郷。ここでは、2週間後の実家の様子や、手伝いに来てくれたボランティア、証明書類の手続きなどについてお伝えする。
今回、ボランティアの支援を受けたわけですが、そのとき、ボランティアの方々は被災者ではないということに大きな意味があるのだと感じました。当事者だと、思い出の品が見つかると手が止まったり、先のことが心配になったりで、気持ちが萎えてしまい作業がなかなかはかどらないのです。ボランティアの方々が、一心に作業に集中されている姿を見て、自分も頑張らなきゃと気持ちが前に向くのを感じました。
それと、ボランティアの方が見た目をきれいにしてくれたことも、とてもありがたい思いがしました。当事者だと見た目まで気にする意欲は湧かないのですが、床を掃いてくれたり、絵をかけ直してくれたり、きれいにしてくれました。次には解体しなければならないだろう家なのですが、きれいにしてくれたことで、家族を守ってくれてきた家への感謝にもなるし、なにより自分の気持ちが晴れていくのを感じました。
今回、力添えをいただいて、その力が単に物理的な作業支援だけではないことを実感しました。